RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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R. Kelly「The Buffet [Deluxe Edition]」
kellsbuffet.jpg

今やR&B界の重鎮となった、R. Kellyの通算十三作目となる『The Buffet』を御紹介。Public Announcementを伴ってNJS調でシーンに登場してから、手を替え品を替えでずっとヒットを飛ばしているR. Kellyも、そのデビューからもう25年近く経っているんですね(驚愕)。その高いソングライト能力で数々のヒット曲を生み出し、落ち目だった(世間の悪態の標的となっていた)Michael Jacksonに「You Are Not Alone」という復活のヒットをもたらしたり。プライベートでは当時未成年のAaliyahと結婚したり、児童ポルノで裁判沙汰になったり(後に無罪)と波瀾万丈なR. Kelly。しかし、音楽活動は順調そのもので、前作『Black Panties』もエロ好きのR&Bファンに大ウケしましたっけ。
それでは内容がどんな風になっているか確認・・・・・・まずは「Poetic Sex」でマッタリと甘く幕開け、制作はR. KellyとSamuel HindesでサンプリングにYves Duteil「Lettre à mon père」なる曲が使われているみたい。水面に映ってそっと揺れるようなピアノ鍵盤の波紋の中で、ヘロヘロとしたエフェクト駆使のR. Kellyのヴォーカルがしっとりと響く壮麗な一曲。R. KellyとDernst D'Mile Emile IIが共同制作した「Anything Goes」は、Ty Dolla $ignが客演で参加。なだらかな曲線を描くボディラインを流れる汗のように、熱を帯びて震える電子音が美しいスローチューン。滑らかでに舐めるようなR. Kellyのエロいヴォーカルと、Ty Dolla $ignの少し嗄れた悶えて吠えるようなヴォーカルがオイリーでグッド。Aaliyah没後発表曲「Come Over」をあしらったこの曲は静かで神秘的で、R. Kellyの男性的に逞しく柔らかな歌声と、客演のJhene Aikoのコケティッシュで可憐でいやらしい歌声の共振はまるで、真夜中の小さく静かな空間で密着し合う男女の溶けるような吐息が優しく重なる感触でセクシー(墜)。ド変態な歌詞が物議を醸した(笑)「Marching Band」はDr. LukeとCirkut、A.C.とR. Kellyが共同制作。バブバブと鳴らすチューバをアクセントにシルキーなメロディを被せたトラックは上品そう、だからこそのR. Kellyのセックスをマーチングバンドに喩える愉快さが活きる、こういうぶっとくしなるトラックだから、Juicy Jの大砲みたいなラップが援護射撃なのもナイス。「Switch Up」はR. KellyとJholt、Cmetが共同制作で、客演にはLil WayneとJeremihが参加。ペリペリと捲り上がるようなメロディがザクザクとしたウェーブを作るエッヂーなミッドで、こういうトラックだとJeremihが上手く感じるし、Lil Wayneは面白い。R. KellyとS1、Epikh Proが共同制作した「Wanna Be There」では、愛娘であるAriirayeが客演参加。粘液チックに糸を引く様に鼓膜に絡み付く流動スロウで、思ったよりキュートな歌声のAriirayeがなかなか有能。R. Kelly得意のシカゴステッパーズ調なキラキラチューン「All My Fault」はやはりR. Kellyの単独制作、これまでの彼のこの路線の曲と大差無いけれど、それでもこの手のサウンドでラグジュアリーに輝けるのはR. Kellyのシルキーなヴォーカルだけ。軽やかさはそのままに、でも少しビートに芯を持たせて鮮やかに弾ける「Wake Up Everybody」もR. Kelly制作のエレガントなダンスチューン(舞)。「Get Out Of Here With Me」はR. KellyとDonnie Lyleが共同制作した煌めきたっぷりな星雲系のスロウで、ゆっくりと転回する天体と星座のようなメロディに、R. Kellyの芳醇で濃厚なヴォーカルが鼓膜を優しく包み込みます(惚)。本作からの先行カットとなったのがR. Kelly節炸裂の艶やかなパーティーチューン「Backyard Party」、Marvin GayeとRonald Isleyを足してニで割った様な朗らかで清冽なメロウに、華やかでフローラルな香りのするR. Kellyのヴォーカルでもうノリノリ(踊)。「Sextime」はR. KellyにBigg Makk、Andre Manuelが共同制作、じわじわと忍び寄るような夜這シンセの微弱な波がゾクゾクするし、ミルフィーユ状に織られたR. Kellyのクールな歌声もビンビン響く(濡)。最後はR. KellyとCashmere CatとAmmoで共同制作した「Let's Be Real Now」で、客演には今一番カワイイシンガーのTinsheが参加。熱帯仕様なビートとメタリックな曲線のシンセが融合した原生SFなダンストラックは、完全にTinasheを意識した作りで彼女の方が映えているかも。本編はここまでで、ここからは豪華盤のみのボーナス曲が5曲も収録されております。まずはR. KellyとMaejorが共同制作したスパイスたっぷりの焦がしアフリカンチューン「I Just Want To Thank You」で、客演のナイジェリア出身シンガーWizkidと共にアグレッシブで情熱的なアッパーを展開。R. Kelly単独制作の「Keep Seachin'」なんかは、完全にMichael Jackson的な歌い方で彼への提供を試みた(でお蔵入りになった)トラックかもと邪推してしまう程。小気味のいいギターの弦音がメリメリと剥がれ落ちる「Sufferin'」のヴィンテージ感はカッコイイし、R. KellyにBigg Makk、Syamが共同制作の水中の中で聴くような揺らめきシンセがゆらりと漂う潜水メロウ「I Tried」もカッコイイ。最後はR. Kellyが制作の高原の美味しい空気のように清々しいポップ風味な「Barely Breathin'」、これなんかは最近のNellyがやりそうな透明感抜群な天然水みたいなトラックでぐんぐんハートに浸透します。こういうポップな曲も違和感なくやってしまうR. Kellyが凄い、確かにこれは本編には入れられずボーナス扱いなのは分かるけれど、結構この曲が一番好きだったりするかも(笑)。

本当に種類の豊富な良質なビュッフェといった趣向でタイトルも的確、この品揃えは現段階ではR. Kellyにしか出来ないですね(舌鼓)。R. Kellyの十八番である下世話でスケベな魅力も爆発しているんですが、一方でR. Kellyの最大の強みである引き出しの多さ(そのズバ抜けた擬態性)が上手く機能した一枚。下手すれば纏まりがないというか、散漫にさえなりかねないトラックの集合を、ビュッフェと題する事で回避した策士なR. Kellyらしい技術にニヤリ。ただ一つだけ欠点を述べるなら、これだけ彼のキャリアを総括する料理の数々が提供される中、彼の特大ヒットの一曲である「I Believe I Can Fly」みたいなトラックが用意されてなかったのは残念かも。




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