RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Freddie Gibbs「Shadow Of A Doubt」
freddieshadow.jpg

そのハードコアなスタイルで人気で南カルフォニアを拠点に活動する、Freddie Gibbsの通算ニ作目となる『Shadow Of A Doubt』を御紹介。初めはメジャー大手のInterscope Recordsとの契約もするも、折り合いがつかず結局は離脱。その後はあのJeezy率いるCTE Worldにも加入するが、これもJeezyが多忙過ぎて結局は円満離脱しており、結構な苦労人という印象のFreddie Gibbs。しかし、精力的に活動を続け、13年に自身のレーベルからインディで1st『ESGN』を発表。その翌年、14年にはあのMadlibとのフルコラボ盤『Pinata』を発表しています。この『Pinata』がすこぶる快作で、その年の年間ランキングでも僕は第七位に選出しております。そして昨年15年にリリースされたのが本作『Shadow Of A Doubt』、これまた昨年の年間ランキングで第六位に選出していたのですが、昨年までにこのアルバムの感想を書けていなかったのです(忙)。そこでやっとこさ、ここで取り上げる次第であります。
だからといって上手く感想を書ける訳ではないので御勘弁を・・・・・・まずはBlair Norfが制作した「Reaview」で幕開け、ユラユラと空間をも歪めるように漂う細波のようなシンセの波間で、Freddie Gibbsの鉄錆のような風合いのラップが鈍く光るのが渋くてカッコイイ(痺)。同じくBlair Norfが制作を担当した「Narcos」は鉱石のように硬い輝きを持つ電子音とビートがザクザクと突き出し、その中でFreddie Gibbsの筋張った筋肉質なラップが軋んで唸ります。「Careless」はPops & Supervilleが共同制作しており、トラックはやはり霧雨が煙るような白んだ不透明なメロウで幽玄。ここではまるでBone Thugs-N-Harmonyのようにメロディアスで早口なラップを繰り出すFreddie Gibbsが曲者で、こんなヤクザ者がこういうメロウ系もそつなくこなすのに驚き。ヒラヒラと鍵盤音が散っては舞う切なく淡いミッド「Fuckin' Up The Count」、制作はBoi-1daとFrank Dukesが共同で担当。どことなく和柄でアンビエントな感触のトラックで、Freddie Gibbsの少ししゃくり上げる様なラップが翻ります。「Extradite」はMikhailが制作を担当し、ダツダツと鋭く叩くドラムスビートで滑走し、そのビート振動でソウルフルなメロディの破片が飛び散るのがド渋くてカッコイイ(興奮)。このスピードの中で聴くFreddie Gibbsのプーマのように筋肉質でしなやかでラップも凄いけれど、客演で参加したBlack Thoughtの相変わらず粋で無骨なラップもめちゃくちゃお似合いです(鳥肌)。鳥のさえずりから始まる「McDuck」はSid "Speakerbomb" Millerが制作を担当し、粘液チックな妖しいトロミを含んだメロディの中で戯れるFreddie Gibbsのメロディを持った優しいラップと、客演のDana WilliamsのErykah Badu系統のふんわりと香るネオソウル系の歌フックが素晴らしい。Tory Lanezが客演参加し、熱波のようにヘロヘロと昇り立つ焰フックをかます「Mexico」はMurda Beatzが制作を担当。トラック自体は同じ鍵盤メロディのリピートとボスボスビートを繋げたシンプルな物で、こういう無地曲だからこそメロディアスで腱のあるFreddie Gibbsのラップが効きます。Tarentino(808 Mafia)が制作の「Packages」もボウーンボウーンと弛んで跳ねるビートが毒々しい一曲で、客演のManman Savageと共に不穏に暗躍しています。Sid "Speakerbomb" Millerが制作の「10 Times」ではGucci ManeとE-40の曲者二人が揃って客演、結晶化したように輝くシンセの瞬きにポツポツと滴るような雨音ビートがミニマルでクール。そんな流麗ミニマルなトラックだからこそ、それぞれにキャラの立った三者のマイクリレーが映えるナイスな一曲(卒倒)。「Lately」はSupervilleと6.18、Superdriivが共同制作で、じっとりと湿り気のあるビートは微熱まじりでとても艶やか。ボムボムと撃つビートは弾力があって肉感的でFreddie Gibbsの腱があり筋張ったラップにお似合い、Paxton "Paxman" Millerのセクシーな歌声も素晴らしいです。本作中で最も先鋭的なのがBentley Hazeが制作した「Basketball Wives」で、ヴォーカルエフェクトを施した全編歌モノの一曲。時間を逆再生するような不思議な感触のシンセのスローモーションに、Freddie Gibbsのネットリと音程を行き交う優美なフロウが漂う天の羽衣ミッド。冷たく棘のあるピアノ鍵盤の音色がハートにチクッと刺さる「Forever And A Day」はJ Reid制作、こういう氷結したようなトラックにもバッチリ合いますね。Kaytranadaが制作した「Insecurities」は90年代の古き良きHip Hopを彷彿とさせる刹那メロウで、霞のかかったトラックがなんとも幻想的で、Freddie Gibbsの淡白な歌フックもバッチリ合っています(痺)。「Freddie Gordy」はBlair Norfがまたもや制作、ゆっくりと空が暗んで漆黒の闇がすべてを包むような暗澹トラックで、そんな中でも小粒の星が幾数か瞬く様なロマンスも感じるダークソリッドチューン。最後はMike Deanが制作した「Cold Ass Nigga」で、バチバチと火花を散らして通電するようなトラックが刺激的でカッコイイ。そんなイガイガトゲトゲな蜂の巣トラックに、吐いて捨てるように無骨なラップを叩き付けるFreddie Gibbsに痺れ上がります。

Freddie Gibbsのフロウとこのトラック、まるで塩漬けされているみたいな締まった味わいでやっぱりツボ。Freddie Gibbsを聴いていると、僕はなんだか2Pacを思い出すんですよね。筋肉質で太く腱があるんだけど、セクシーでもありどこか優しく円やかさもあり、だからメロウな曲にも充分合うんです。Madlibとの作品を聴いた後だったので、もっとビートの際立ったゴツゴツしたものを想像していたんですが、意外にもメロディアスで柔らかな感触の、輪郭も朧げなトラックとの合体で聴き易さも抜群。






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