RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Chris Brown「Royalty [Deluxe Edition]」
breezyroyal.jpg

ネクストMichael Jacksonとも評され16歳でデビュー、いまだに快進撃を続けるChris Brownの通算七作目となる『Ryalty』を御紹介。その卓越したヴォーカルとダンスの両スキルで一躍トップスターに登り詰めるも、当時の恋人Rihannaに暴力を振るった事で急下降。その後も色々と暴力沙汰ばかりが取り沙汰されて、シンガーとしての立ち位置も危ういかと思っていたんですが、そこは全く別物として順調にキャリアを積んでいます。前作『X』も当然のように高水準でしたし、昨年リリースのTygaとのコラボ作『Fan Of A Fan The Album』もトレンドをがっちりホールドした鉄板な仕上がりでした。そして本作はデビューから10周年の節目の作品、そして愛娘の名前“Ryalty”を冠しておりジャケットにまで登場しています。Ryaltyの母親である元モデルのNia Guzmanとは結婚もしていない様ですが、共同親権も認められているみたいで、溺愛っぷりが半端じゃありません。売上の一部も子供のためのNPO団体に寄付するらしく、なんだか更正したようにも思えるChris Brownです。
では内容にもそんな変化があるのかどうか・・・・・・まずはVinylzが制作(Co制作にAllen RitterとBoi-1da)を担当した「Back To Sleep」で幕開け、ボムボムと弾むビートこそHip Hop的な感触ですが、シンセの鳴り方や展開は昔のポップみたいで柔らかく華やか。The MonstersとSrangerz、Ian Kirkpatrickが共同制作した光線が烈しく直角に交錯する鋭利なダンスチューン「Fine By Me」も、どこか昔のポップを思わせるネオン発光なトラックがかえってクールで、Chris Brownの強炭酸でスプラッシュするヴォーカル(特にミー♪で上がるフック)が躍動感と疾走感を生み出すナイスアッパー。Slolo Lucciなる男性MCが客演参加した「Wrist」は、The Mekaniksが制作を担当したイマドキな沸々と電子音&ビートが浮き上がるぬかるんだミッド。Chris Brownの柑橘系な甘酸っぱいヴォーカルに、Solo LucciのFuture的なヘロヘロしたラップが絡む一曲。「Make Love」はAntonio "Tone" Stithが制作を担当したオールディーズなソウルナンバーで、ゆっくりまったりとなだらかな曲線を描くちょっぴり褐色の芳醇トラックに、Chris Brownの甘酸っぱくもソウルフルな歌声が優美に舞う一曲。同じくAntonio "Tone" Stithが制作を担当した「Liquor」は、澄み切った深海に電気クラゲが明滅しながら浮かび泳ぐような、そんなポップで弾けたシンセの浮遊感が心地良く、だからこそスパークリングウォーターの様に美しくキレのあるChris Brownのヴォーカルがぐんぐん浸透します(潤)。本作からのシングル曲だった「Zero」はMatthew Burnett Tushar Apteの共同制作で、これもちょっとレトロな電子ポップでこのダサさ(賛辞)がカッコイイ(痺)。Daft Punk辺りで俄に蘇ったディスコブギーなタッチの軽快アッパーで、バキバキに踊れるChris Brownだからこその無重力空間を生んでいて壮絶にクール。自身もデュオで活動するBlaq Tuxedoが制作を担当した「Anyway」は強烈な光がバキバキと放射されるEDMチューンで、でも途中で爪弾くギターでの爽涼なメロディなんかも挟むのが巧く、このツートーン仕様でも纏まっていて格好良いChris Brownのビート寵児たるや(畏敬)。「Picture Me Rollin'」はDJ-WesとDr3amforeverが共同制作、これはNate Dogg「Regulate」とThe Sequence「Funk You Up」をサンプリングした完璧G-Funkなトラックがカッチョいい(鳥肌)。ビチャビチャとはみ出る様なスライム状のシンセの練りがG-Funkだし、Chris Brownの歌うフックなんかもNate Dogg節なユルさがたまりません(失神)。B.A.M.が制作した「Who's Gonna (Nobody)」では、Keith Sweat「Nobody」とJohnny Gill「My, My, My」をダブル使いするという反則技(笑)。双方の曲のイイトコ取りしたこのトラックは溜めの効いたツヤ照りのあるウェットなミッドで、こういうグッショリ系のセクシー系もバッチリ配置するのがChris Brownの狡いところ。「Discover」は、Polow Da DonとDanjaという懐かしい鉄腕がタッグを組んで制作。まるでゆっくりと動く天体を眺めているような錯覚に陥るロマンチックなスロウで、こういうキラキラと煌めく星雲曲だとChris Brownの蒼くハイトーンなヴォーカルが映えます(天体観測)。またもやBlaq Tuxedoが制作を担当した「Little Bit」はクリスタルみたく淡い輝きを放つ、コチコチと硬めの鉱石トラックがヴォーカルと相性が良く美しい。Jodeci「My Heart Belongs to U」を早回しして、ちぎって貼った様な残像めいたトラックがクールな「Proof」はAyo & Keys Of The Upperclassmenが制作を担当(ソングライトにはBryson Tillerも関与)。キリキリと少し軋みながら進行するコラージュトラックの破片が鼓膜にチクチクと刺さり、そこにChris Brownの甘酸っぱいヴォーカルが滴るのが美味い。Nonfiction制作の「No Filter」は弦リフがザックザックと心地良いウェーブを作る尖鋭ファンクで、やはりChris Brownの明度抜群なヴォーカルがスカッシュするのが痛快。Razihel AutoreとThe AudiblesとPoo Bearが共同制作した「Little More (Royalty)」も、ビカビカと瞬く電光アッパーで、もはや光速となって駆け抜けるような鋭利なヴォーカルが鼓膜を刺激します(覚醒)。とここまでが本編の内容で、豪華盤には4曲が追加されておりまして。まずはC.P. Dubbが制作した「Day One」でラップの様にフラットに駆けるChris Brownのメカニックな歌声が近未来的、メタルブルーなChris Brownのヴォーカルにピッタリ。Bryan "Composer" Nelsonが制作した「Blow It In The Wind」は、どこか深い原生の森の奥深くで湧き出る水源のように、目の醒めるような冷たさと透明度が綺麗なトラックでゴクゴク飲めてしまいます(潤)。Don CityとDerrick D. Beckが共同制作した「KAE」は、弦音を絶えず掻き鳴らす、ナチュラルで瑞々しくエナジーに満ちた無添加ソウルで、淀みのないChris Brownの歌声がハートの奥深くまで凄く浸透します。最後はDre Moonが制作し、客演にFutureが参加した「U Did It」。水面の輝きのように粒々の光が瞬くトラックに、幾重にもなったChris Brownの洗練された撥水性のヴォーカルが鮮やかで、そこにFutureの陽炎のようなラップが溶けるのも素晴らしい。

やっぱりChris Brownはカッコイイ、それはデビューから変わりませんね(悔)。アルバムも毎作と秀逸で欠陥が無いというか、トレンドを踏まえつつも少しフューチャリスティックで、でも往年のR&Bへのオマージュも忘れていないという(策士)。最近は素行も良いみたいですし、このままR&B界を背負って立つぐらいのシンガーになってくれたら良いな(祈)。








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