RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
102位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
24位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 男性Hip Hop  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Domo Genesis「Genesis」
domogenesiscovgene.jpg

Tyler, the Creator率いるOFWGKTAから新たな刺客、Domo Genesisの記念すべきデビューアルバム『Genesis』を御紹介。Odd Future周りの作品であちこち顔は出していたので、存在は早くから知られていたDomo Genesis。Odd Futureは本当にジャンルにとらわれない新進気鋭の音楽(アート)クリエイターの集団で、Tyler, the CreatorThe InternetFrank Ocean、あとは元所属していたEarl SweatshirtCasey Veggiesなど、いずれも話題作を発表しています。これだけ層の厚い集団はそういなかったんじゃないかと思うぐらい、とても精力的で御座います(感心)。その中でもようやくの登場と言えるのがこのDomo Genesis、期待値は自ずとグングン上昇していますよね。
そんなこんなでそろそろ感想を書いちゃいたいと思って・・・・・・まずはMike & Keysが制作した「Awkward Groove」が、Frank Dukes「13 Gangbanglul」をサンプリング使用。夏の夕間暮れのようなとろーりとまろやかな熱感が移ろうメロウなトラックに、Domo Genesisの蜃気楼のように妖しく霞んで揺れるラップがなんとも味わい深い。「One Below」は懐かしのSha Money XLが制作を担当しており、宵の明星のように薄暗い中でぼんやりと白んで瞬くような電子音に、流星のように流れ落ちるフルートの音色がなんとも艶麗、夏の夜に灯した線香花火のように小さくパチパチするDomo Genesisのラップもバッチリ。Add VocalのCarmel EcholsとSamantha Nelsonの夜風のようなヴォーカルも相まって、まったりとレイドバックしてしまう一曲。Robert Glasper「Those Days」をサンプリングした「Wanderer」はCam O'biが制作を担当、春の温もりに誘われて綻ぶ花弁のようなピアノ鍵盤の音色が華やか。Domo Genesisのほのぼのした温かみのあるラップと、陽光プリズムのように柔らかに屈折する客演のTay Walkerのヴォーカルも素敵。Da$hとKendra Fosterが客演参加した「Questions」はMaffyuuなる人物が制作、ブルブルとした感触のサウンドがちぎれては結合するゼラチン質なトラックに、各々のひんやり冷たいジュレのようなラップが覆いかぶさるのが中毒性抜群。あのChristian Richが制作を担当した「My Own」は、だんだんと白んで明るくなる夜空と朝焼けの中間のようなコントラストのトラックがなんだか微睡んで眩く心地良い。そんなトラックの中でふわふわと浮かんで消えるようなDomo Genesisのラップと、客演のJMSNの閃光のように鮮やかなヴォーカルとの溶け合いもなんだか煌びやかでグッド。少し重たく空気中に沈殿するガスのようなトラックがなんとも気怠くもイルに蔓延する「Go (Gas)」は、聴いてすぐにそれと分かるTyler, the Creatorが制作。そのTyler, the Creatorに加えて、Wiz KhalifaとJuicy Jまで客演に迎えマイクを回し、全員がユラユラと有毒ガスのようなラップを放出して鼓膜にねっとりとへばり付かせるのがたまらない(昏倒)。Lalah Hathaway「I'm Coming Back」を早回しサンプリングした「Coming Back」はSapが制作、90年代ライクな小気味の良いキックとサウンドで滑って突っ切るソウルフルな一曲。Domo Genesisのラップも一語一語がタフでゴツゴツしていてカッコイイし、客演のMac Millerのブルーチーズ的な歌フックがなんとも芳醇で酸っぱくて美味なんです(最高)。Cam O'biが制作&客演した「Faded In The Moment」は機械的なハミングを高周波で繰り出し、モザイク的フローラルさを香らすメロウチューンで、こういうマッタリとした甘美ビートでもねっとりと乗りこなすDomo Genesisがカッチョ良い(痺)。Garcia Brosが制作した「Dapper」はDexter Wansel「Voyager」をサンプリングし、Anderson .Paakが客演参加した話題曲。光線がビートに揺れて軽く交錯するディスコ調のブギーな一曲で、そんなメロディに逆らわずに囁きラップで静かに転がるDomo Genesisのラップも、とっても(良い意味で)カビ臭くソウルフルなAnderson .Paakのヴォーカルも抜群にマッチ。DrewbyrdとKintaroが共同制作した「Brotha」は、バツバツと干ばつしたドラムビートに流星のようなキラキラしたシンセが横断するトラックに、Domo Genesisの燻し銀なラップがじわじわと伝わって痺れます。OFWGKTAのLeft Brainが制作した「All Night」はKing Chipが客演参加(Add VocalにはKevin McCallも)、Jazzyなメロディに毒を調合したような暗さはまさにLeft Brain印。金色の輝きをネットリと放つホーン音に、ひらひらと舞い散る鍵盤音の中で高速でスピットするDomo Genesisのラップは柔軟。最後を〆る「Lost And Found」はSteely Wonderbreadが制作を担当、ホーンや弦音を編んで作った滑らかでツヤツヤな疾走感溢れるトラックは最高級にカッコイイ。

いやはや、どれだけカッコイイ作品を創ってくれたんだと拍手喝采です。これまでのOFWGKTAのラップ作品(関連も含めて)の中でも、最もスッキリとスマートで聴き易い、案外ストレートな作りの一枚かと思います。Domo Genesisと虚空の映ったこのジャケットが表すように、なんだか色彩が滲み移ろうようなマーブルメロウな味わいがとても綺麗なサウンド。なんだかとにかく良い意味で小洒落ていてすんなり鼓膜が吸収できる、心地の良い一枚で御座いました。






スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment