RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
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血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
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Musiq Soulchild「Life On Earth」
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Philadelphia出身で“フィリーソウルの申し子”とも形容される(そんな気がする)、Musiq Soulchildの通算七作目となる『Life On Earth』を御紹介。もはや説明の必要はないソウルシンガーな訳ですが、そんなベテランのMusiq Soulchildでも前作『Musiqinthemagiq』からおよそ5年ぶりとなる新作なんですね(驚)。とは言ってもそんな前作からの五年の間にMusiq Soulchildもいろんなアクションを起こしていて、まずは2014年にはSyleena Johnsonとレゲエアルバム『9ine』を作ったり、突如としてオルターエゴであるラッパー“The Husel”を名乗り活動すると宣言したりと(結局は頓挫したみたい)、話題に事欠かずアクションを起こしておりました。そんなMusiq Souldchildの久々のR&Bアルバムという事で、否が応にも期待は高まる訳でして。
それでは四方山話はこの辺で終えて本題に行きましょう・・・・・・まず本作を語る上で重要なのが、一曲を除く全曲の制作をWarryn CampbellとMusiq Soulchildが共同で行っている点で、これはやはり三十路以上のR&Bファンには嬉しい限り。という訳でその二人が制作した楽曲から触れていくと、The Mohawks「Champ」をネタ使いしHip Hop的スタンスでスタートを切る「Wait A Minute」。バキバキに尖ったビートに電子鍵盤のアメーバ状のうよめき、そこに無機質に信号的な明滅を繰り返すMusiq Soulchildのヴォーカルと、終盤ビートレスになった時の客演のWillie Hynの静かなラップがアクセント。「Who Really Loves You」は後ろに乗っかるようなヴォーカルの乗せ方が心地良いミッドで、焦がしキャラメルのようなツヤと香ばしくビターなメロディに、良い意味で弛んで柔らかなMusiq Soulchildのヴォーカルが鼓膜をルーズに包み込みます。軽くてシャキシャキとしたビート使いがNative Tongues一派的な感触を生み出す「Heart Away」、綿飴のようにふわふわモコモコとしたMusiq Soulchildの甘いヴォーカルが疾走するのも気持ち良い。「Loving You」ではRaphael Saadiqがソングライトに関与、清涼なトラックに微炭酸なエフェクトをかけたMusiq Soulchildのヴォーカルの甘くとろけたヴォーカルが混じる感触が綺麗な、まろやかクリーミーに鮮やかな色彩を溶かしてゆくクリームソーダ的メロウ。爪弾くアコースティックギターの乾いた音色が美しい「I Do」はMusiq Soulchildの十八番、清涼で草の香りのする春風のように朗らかなメロウで、良い意味でぼってりしたMusiq Soulchildのヴォーカルが映える一曲。大所帯なバンド演奏の感じとかコーラスと付け方が、もう全てがモロにEW&F的なアプローチで鳥肌立ってしまった「Changed My Mind」は最高の一言。Musiq Soulchildのなだらかにマッタリと音程を変えるヴォーカルが相当にスムーズで、そこに金色ホーンがフラッシュする事でラグジュアリでシルキーな感触が生まれます。なんだかStevie Wonder節が滲み出ているように感じるメロウ「Walk Away」も、ちょっぴりセピア色したブルージーなメロウでブラウンシュガーな音色に、Musiq Soulchildのちょっぴり酸味のあるサワークリームみたいなヴォーカルでスッキリとした後味。「Far Gone」では女性MCのRapsodyが客演参加、バチバチと乾いて弾けるドラムスにひらひらとはためくような薄く透ける鍵盤音で構成されたシンプルな鉛筆画のような一曲で、多重録音されたMusiq Soulchildのサワークリームみたいに甘酸っぱくクリーミーなヴォーカルがクール。「Part Of Me」ではWarryn Campbellの実妹である美人シンガーJoiStaRRが客演参加、キュルキュルと細く奏でるギター弦の音色が珈琲から立つ湯気のように香ばしく、そこにビターな艶麗なJoiStaRRのヴォーカルとキャラメルのようにコクのあるMusiq Soulchildのヴォーカルとの絡みも最高。「Alive And Well」なんかもMusiqマナーに則って作ったほろ苦で甘みもあるメロディに、サッパリとした酸味のあるMusiq Soulchildのヴォーカルが颯爽と抜けてゆく、清涼感たっぷりなシャイニーメロウでグッド。最後を飾る表題曲「Life On Earth」はゼラチン質な電子音のカラフルな音色に、これまたタピオカジュースのように粒々とした感触のMusiq Soulchildの多重録音したヴォーカルが甘酸っぱく響くのが美味。再びJoiStaRRを客演に迎えた「The Girl」のみが、Musiq SoulchildとKC & Cooperによる共同制作曲。ピアノ鍵盤を軸にしっとりとシックに歌い上げるお洒落なジャジースロウで、月光のようにそっと静かに射し込む光のようなMusiq Soulchildの優しく滑らかな歌声が切ない。

ほぼほぼ全曲の制作をWarryn Campbellと共同で行った事で、アルバムのまとまりは半端なく良いしやはり上質。毎回と書いている気がするけれど、Musiq Soulchildってそんな凄く歌が巧いとかでなく、味わいのあるシンガーな訳でして。ビターとかスウィートとかよりも、なんだか酸味とまろやかさが際立つのがMusiq Soulchild。そういう意味で本作はサワークリームソウルという味わい、甘酸っぱくもマッタリしたヨーグルトのような美味しさ。




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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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