RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Britney Spears「Glory [Deluxe Edition]」
brtitneyglooo.jpg

さまざまな苦難を乗り越えて今なお現役で活躍するポップアイコン、Britney Spearsの通算九作目となる『Glory』を御紹介。昔ほどの人気はないかもしれないけれど(昔が凄過ぎる)、それでもずっとアルバムを作りBritney Spears後期の名曲となった「Work B**ch」を収録の前作『Britney Jean』から約三年ぶりに新作『Glory』をドロップ。現在はLas VegasのPlanet Hollywood Resort & Casinoにて、長期公演となるコンサート“Piece Of Me”を開催中で、そちらもとても人気があるのだとか。という訳でタイミング的には、Britney Spearsもまた脂が乗っている時期になると思うのでグッドなのかもしれません。
という訳で聴いた感想をのらりくらりと書きますと・・・・・・まずはスタートを切るNick Monsonが制作を担当した「Invitation」は、まるで光の屈折や乱反射のように煌めきを瞬かせるBritney Spearsのブリブリなヴォーカルがキュート(眩)。ボワンボワンと膨張して震えるごわついたビートと、ザクザクとエッヂの効いた弦音のカッティングが面白く噛み合う「Do You Wanna Come Over?」はMattman & Robinが制作で、Britney Spearsの少しヒリヒリと辛味のあるスパイシーな歌声が刺激的。本作からの先行シングルとなったのがBurnsが制作した「Make Me...」で、客演には注目のG-Eazyが参加。光を受けて輝く水面のようにキメ細かな煌めきシンセと、寄せては返す波のさざめきのようにウェーブな曲線を魅せるBritney Spearsの透けたヴォーカル、G-Eazyの伊達男な落ち着いたラップがナイスな融合。Tramaine "Young Fyre" Winfreyが制作した「Private Show」はどこかTimblanad趣味、ゲコゲコと空気を含んで破裂するようなソウルフルなトラックに、Britney Spearsのブリブリした声がカクカクと絡む面白さ。「Man On The Moon」はJason Eviganが制作を担当しており、薄いピンク色のBritney Spearsの淡くもブリブリなヴォーカルがひらひらと舞います。Cashmere CatとRobocopが共同制作した「Just Luv Me」は、ミストのように霧散するナノ粒子なシンセがしっとりと鼓膜に潤いを与え、それにシンクロしてひんやりとクールで透けたBritney Spearsのヴォーカルが繊細キュート。バチバチなハンドクラップに感電シンセが跳ねるエレクトロファンクな「Clumsy」は、Oak FelderとAlex Niceが共同制作で、フック部分でのザーザーと吹き荒れる砂嵐シンセが気持ち良い。再びMattman & Robinが共同制作した「Slumber Party」は、チクタクと秒針のようなビートにレゲエ調の焙煎メロウが絡まる一曲で、マッタリと緩やかなヴォーカルもレイドバックしていて心地良い。再びNick Monsonが制作した「Just Like Me」なんかも、メランコリックに爪弾くギターと光の玉のようなシンセが融合した面白い一曲で、どこか擦れて哀愁のあるBritney Spearsのヴォーカルもグッド。「Love Me Down」はAndrew "Goldstein" Goldsteinが制作を担当、これもちょっぴりレゲエ風味を効かせた熱帯チューンで、こういう汗ばむようなホットウェットなトラックもBritney Spearsは十八番。Oscer Gorresが制作の「Hard To Forget Ya」はなんだか懐かしいポップ風味のアッパーで、キュートなBritney Spearsの甘いヴォーカルが強炭酸で弾けるのがスッキリ後味。Tramaine "Young Fyre" Winfreyが再び制作した激渋ド派手ファンキーな「What You Need」なんかはBritney Spearsがする必要性を感じないけれど、最近ヴェガスで連日ショーをこなしている関係かなとか邪推してみたり。とここまでが本編の内容で、ここからは豪華盤のみの追加ボーナス曲で5曲も収録されています。まずはBloodpopが制作した「Better」はトロピカルな甘美さが熱っぽく熟れて香るダンスチューンで、その熱に浮かれて良い具合にゆらめくメロディもBritney Spearsの濡れたヴォーカルもナイス。Mattman & Robinが制作したスパニッシュギターが鋭くエッヂーに鳴る「Change Your Mind (No Seas Cortes)」も、フックでほんのりと隠し味程度にシンセが振りかけてあって、そのフラッシュがまた違った放熱を担っていてなかなかクール。「Liar」はJason Eviganが制作で、キリキリと鮮烈に切り込むストリングスが刺激的な一曲。ブビブビとあちこちで電子音が漏れて爆発するガチャガチャアッパー「If I'M Dancimg」はKirkpatrickが制作、真空シンセが波打ち明滅する神秘的なミッド「Coupure Electrique」はLance Eric Shippが制作を担当。

もともとズバ抜けた歌唱力でというよりは、その可愛いルックス&ブリブリ声とキュートなダンスでファンを魅了してきたBritney Spears。その点では歳をとっていくのは絶対だからBritney Spearsには不利になるばかり、これで痩せててキレキレでまだ踊れているなら(そういうMVやライブ映像が出たら)、本作の評価ももっと上がるかも。あとは今の時流を考えたら仕方ないけれど、R&Bに接近していた頃の作風の方が断然好きかな。それでもやっぱり30歳オーバーの僕はBritney Spearsには散々お世話になっているし、相変わらずブリブリヴォーカルが可愛いから良しとしますが(笑)。




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