RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Gucci Mane「Everybody Looking」
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Atlanta出身の人気ラッパー、Gucci Maneの通算四作目となる『Everybody Looking』を御紹介。Gucci Maneといえば色々な罪(多過ぎるから書くのも面倒)で2013年9月から服役し、当初は最大で10年の服役も噂されましたが、司法取引に応じ刑期も短くなり今年の5月に出所しました。しかし驚いたのはそのルックス、1st『The State Vs. Radric Davis』2nd『The Appeal: Georgia's Most Wanted』のジャケットを見ても分かる様に、投獄中におよそ22キロも体重が落ちたのだとか(驚)。このほっそりとした背中をご覧ください、誰がGucci Maneとわかるでしょう。投獄中もその多作ぶりは落ちずコンスタントにMixTapeをリリースしていたので、御無沙汰感が無いのも凄い、このペイントが施されたジャケットも同時に素晴らしいです。
というわけで簡単にではございますが感想を書いちゃうと・・・・・・まずはMike Will Made-ItとZaytovenが共同制作した「No Sleep (Intro)」でスタート、轟く雷鳴と魘されるような悪夢シンセがボタボタと滴るトラックの中で、これまたどろっとした感触のGucci Maneのラップが中毒性高く響く一曲。Zaytovenが制作の「Out Do Ya」は耳鳴りのように定期的に鳴るキーン音と、ズルズルと重たい物を引きずるようなビート、Gucci Maneの下に下にと沈殿してゆくような鉛色のラップが怪物チックで鼓膜にへばり付きます。Murda Beatzが制作の「Back On Road」ではDrakeが客演参加、淡白にボツボツと落とす廃液のようなビートの中で、鈍く重たくギトギト光る重油のようなGucci ManeのラップとメロディアスなDrakeの絡みが面白い。「Waybach」は再びMike Will Made-ItとZaytovenが共同制作、化学工場のようになんだか毒々しい元素シンセがひっつき反応するようなトラックに、刺激臭強めのGucci Maneのラップが蔓延して床を這う感触がたまりません。Mike Will Made-It制作(Co制作にMarz & Swae)の「Pussy Print」では、まさかの暴君Kanye Westが客演参加。月光が濃霧に遮られ拡散したような薄明かりシンセの瞬きがなんとも不穏で美しく、熱を内包し不完全燃焼で煙を発生させるようなGucci Maneのラップも、Kanye WestのGucci Maneに負けずのモンスターっぽい凶暴なラップもクール。Mike Will Made-It制作の地響きのように蠢めくビートが這う「Pop Music」の重厚感がこれまた最高で、Gucci Maneのボフボフと黒煙を吐くようなラップも相まってまるで怪獣進撃を思わせる静かな迫力が凄い。同郷の期待の後輩であるYoung Thugが客演参加した「Guwop Home」は、Mike Will Made-ItとZaytovenが共同制作。ひらひらと散る花のような鍵盤音に猛毒ガスのようにキリキリと充満する電子音トラックが奇怪で、その中でゆらゆらと怪しく煙幕のように辺りを支配する両者のラップが病み付き。何度も繰り返し連呼するフックや、振り子のようなリズムでチタチタ進むラップが鼓膜を侵食する「Gucci Please」はMike Will Made-Itが制作。ジワジワと火の手が広がるような延焼チューンで火傷確実、ここでのGucci Maneのビートの上を浮くような柔らかく白煙みたく軽いラップも曲者。Zaytovenが制作した「Robbed」も金属片をバラバラにばら撒くようなガシャガシャ感のあるトラックと、その中で単調に左右に反復し破壊するGucci Maneの水平チョップ的なラップが痛快。Mike Will Made-ItとZaytovenが共同制作した「Richest Nigga In The Room」も、やはり単調な影と光のスイッチなんだけれどGucci Maneの黒煙ラップが耳に付いて離れない。出所して速攻で制作された「1st Day Out Tha Feds」はMike Will Made-It制作、黒を背景に光に酸をぶっかけて溶かしたようなトラックがなんとも不穏でダークソリッド、Gucci Maneの鈍足の黒い騎士のような一発一発のラップがズシンズシンと鼓膜を歪めてくる快感。「At Least A M」もやはりMike Will Made-ItとZaytovenが共同制作しており、微かな光にもがき掴まりすり抜けながら冷たい深海へと沈んでゆくようなトラックが面白く、Gucci Maneの沈没船のようなラップもナイス。「All My Children」はChristopher "Drumma Boy" Gholsonが制作を担当、まあこれもGucci Mane節といった感じで思わず口ずさみそうな感じ。最後を締め括るのはZaytoven制作の「Pick Up The Pieces (Outro)」で、ジワジワと焦がすようなGucci Maneの遠赤外線ラップが鼓膜を焼きます。

キャラクター的にも唯一無二だった訳で、やはり色濃いそのラップは健在、体型変わったから声質変わるかと心配しましたが(笑)。全体の制作をMike Will Made-ItとZaytovenに任せたのでトーンはダークに統一されているし、トレンドをがっちり掴んだ手堅い一枚になっているかと思います。これまでのメジャー級な客演や制作陣を擁したアルバムよりも、よりタイトでハードだから純粋なファンにはこれがウケるのかもしれません。僕は当初はそこまでハマらないかなと思っていたんですが、やはりFutureでだいぶこの手のサウンドを慣らされたせいか、結構気に入って聴いてたりして驚いています(意外)。








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