RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Grace「FMA」
GRACE-FMA.jpg

オーストラリア出身の弱冠19歳のSSW、Graceの記念すべきデビューアルバム『FMA』を御紹介。オーストラリアのブリスベンから渡米し、名門RCAとの契約を勝ち取った実力派。その実力はGraceの歌声を聴いたQuincy Jonesが惚れ込み、自身の手掛けたLesley Goreの名曲「You Don't Own Me」をカバーしてほしいと願い入れたのだそう(凄)。かく言う僕はそんな逸話は後から知った訳で、Graceを認識したのはなんといっても、Nina Simoneのトリビュート盤『Nina Revisited: A Tribute to Nina Simone』での「Love Me Or Leave Me」カバーを聴いてから。それからずっと静かにGraceのデビューアルバムを待っていたんです、ジャケットも凄まじく素晴らしい、ですがあまり話題になっていない気がするのが疑問。
とまあブツクサ書いても仕方ないので感想に移りますと・・・・・・まず特筆すべきは、Grace本人がほぼ全曲のソングライトに関与している点で、これを踏まえても今後が楽しみな新人で御座います。まずはDa Internzが制作を担当した「Church On Sunday」でスタート、これは綺麗に整列したオルガン鍵盤音と硬質ビートを弾ませながら進行する英国式のレトロなトラックで、Graceのスッキリと晴れやかで眩いヴォーカルが心地良いミッド。星空のようなピアノ鍵盤音をキラキラと瞬かせながら、夜風のように滑らかなホーンが横切る「Hell Of A Girl」はPhilip "Hardwork" Constableが制作を担当。ものすごく古めかしい王道ソウルの装いなんだけれど、Graceのキュートでいてふくよかでパワフルなハリあるヴォーカルは難なく乗りこなしていてカッコイイ(惚)。ビリビリとホーンが破裂するように鳴り、その溜めから一気にストリングスを加えて開花するようにフローラルに転調するフックがドリーミーな「Hope You Understand」も抜群に良い。Parker Ighileが制作したヴィンテージ調の鮮やかで芳しいトラックは溜息モノの美しさだし、そんな美しい蕾がふわっと綻びるようなフックでのGraceの温かく艶っぽいヴォーカルがまたちょっぴりハスキーでファンキー且つ美しい。Parker Ighileが制作&客演した「Crazy Over Here」はベース弦とビートのみが活き活きと瑞々しく乱舞するパーカッシッブなアッパーで、このビートの組み方が複雑怪奇でアフリカンなグルーヴを生み出し、その中で奔放に開放感たっぷりに疾走するGraceのエッヂーなヴォーカルがこれまた一刀両断でクール。Lesley Goreの同名曲をアレンジカバーした「You Don't Own Me」はParker Ighlieがアレンジを加え、より破片的な尖った角のある鋭利な現代的タッチに変え、だからこそ客演の伊達男G-Eazyの格好良さも映える一曲。こういう曲になると野太く歌い上げてしまいそうだけれど、Graceはなかなか澄んだ深みのあるヴォーカルでスイスイと鼓膜へ浸透する感触。僕的に本作で気に入っているのが、Kassa "PRGRSHN" AlexanderとScribz Rileyが共同制作した「How To Love Me」。深々と細雪が降り積もるように、柔らかで繊細で鼓膜に触れたら肌の温度で溶けるような静けさが沁みるバラードで、そんなメロディにGraceのヴォーカルがまるで雪明りのように優しく光を漏らすように響くのがたまらない(感涙)。「Coffee」はあのFraser T Smithが制作を担当しており、香ばしくも甘くほのかに香り立つ珈琲の湯気のようなトラックがほっこりするし、Graceの白くてスウィートな歌声が溶けることでカフェオレみたくほろ苦になるのが乙。驚きなのが「From You」で、制作にParker IghileとあのMannie Fresh(!)が関わっているのです。オルゴールのようにポロポロと鳴るシャボンのような音色が可愛くて、そこにユラユラと流し込まれる弦音が艶っぽいマーブル感触を生み出していて、それがGraceの滑らかでしっとりしたヴォーカルと共に夢見心地を深く長くします(耽溺)。同じくParker Ighileが制作した「Feel Your Love」はAl Johnson「You're a Different Lady」をサンプリング、ホーンもストリングスもフワフワと絡まった綿飴みたいな柔らかさと甘さで、Graceの天女の羽衣みたいな透けてもタフに閃くヴォーカルも綺麗。45回転早回しの声ネタやビートを突き刺す事で、甘ったるくもそのままラップ曲にもアップグレード出来そうなエッヂのある一曲になっているのが凄い。R!oなる人物が手掛けた「New Orleans」は水に潜らせたような潤んだアコースティックギターの音色が物憂げで、Graceのセピア色に色味を褪せさせたヴォーカルも味わい深くて素敵です(侘寂)。James Moody「Moody's Mood For Love」をネタ使いしている「Boys Boys Boys」も、軽妙にふわふわと浮き上がるGraceのヴォーカルで心が素直に踊ってしまうオーガニックなミッド。L.T.D.「Love Ballad」をサンプリングしたもはや反則技な「Say」はMannie Fresh(!)とParker Ighileが共同制作しており、柑橘フルーツをそのまま種ごと搾ったような甘酸っぱくてジューシーなメロウチューンで、Graceの優しくて透明感のあるフルーティな歌声もばっちりマッチ。「Boyfriend Jeans (Remix)」はあのNaughty Boyが制作を担当、彼らしい静かに雨が降る虚空を見つめるような、ドラマチックな水色をしたバラードでGraceの清冽で潤んだヴォーカルが胸にスルスルと浸みます。1分半弱の短さながらGraceの水溶性のヴォーカルと一緒に綺麗な湖畔へと流れ出てしまう、最後の不思議なウォータリースロウ「Song Cries And Amens」はParker Ighileが制作。

英国出身なのとふくよかな体型からか、“Adeleの再来”とかも言われているみたいだけれど、僕的には同じ英国から登場したJoss StoneやDuffyなんかを彷彿としたかな。制作陣も素晴らしいし、Graceの歌声もすごく深く綺麗で虜になってしまう素晴らしさ(賛辞)。そして経緯こそ知りませんが、なによりもあのMannie Freshを引っ張り出しているから凄いです(鳥肌)。なんだかあまり話題になっていない気がするけれど、絶対に聴かないと損だと断言できる良盤で御座います(墨付)。








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