RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
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趣味:古典的推理小説読書
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Rae Sremmurd「SremmLife 2」
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Khalif “Swae Lee” BrownとAaquil “Slim Jimmy” Brownの兄弟で構成されるラップデュオ、Rae Sremmurdの通算二作目となる『SremmLife 2』を御紹介。Slim Jimmyが93年生まれ、Swae Leeが95年生まれということでまだまだ若い彼ら。売れっ子Producerの一人となったMike Will Made-Itにより見出され、彼主宰のレーベル“EarDrummers Entertainment”と契約、Mike Will Made-Itが制作した彼らの「No Flex Zone」がヒットし、Nicki MinajやPusha T、Ace HoodやKid InkやJuicy Jなんかもビートジャックして話題になりました。前作となるデビューアルバムもヒットし高評価を得て、その続編と銘打たれた本作も僅か1年後のリリースなんだから、本当に勢いのある兄弟ですね。ちなみにSwae Leeに至っては、Beyonce「Formation」でアドリブのヴォーカルを加えていたりするんだとか。
とまあよく知らない僕が能書きを垂れても仕方ないので本題に・・・・・・まずは金切り音のようなシンセのつんざめきが、まるで焼き切れるモーターを思わせる高温警報な「Start A Party」、制作はPluss(Co制作をP-Nazty)が担当。心拍数を測るように扁平に鳴るビープ音が異様さを際立たせ、Rae Sremmurdの悪戯っぽくパチパチと弾けるラップが四方八方に暴れます。30 RocとMike Will Made-Itが共同制作した「Real Chill」は、雪になりきれないじれったくじんわり冷たいみぞれの様なボタボタ重たいシンセが落ちるミッドで、客演のKodak Blackを含めて全員でジワジワと冷たいので気付けば鼓膜が霜焼け状態でタチが悪い一曲。「By Chance」はMike Will Made-Itが制作(Co制作はResource)で、まるで廃液を吐き出すようにドボドボとしたシンセが鼓膜を毒す一曲で、Rae Sremmurdの毒霧のようなラップも霞んで面白い。ShodとLouie Ji、Mike Will Made-Itが共同制作した「Look Alive」は、濃霧が辺りを包み込み月の光を遮るような、仄かな光が拡散するおどろおどろしくもどこか幻想的なスロウ。こういうダークメロウ物に関してはやはり、Swae Leeの青白くて冷め切ったヴォーカルがとてもクールでグッド。Mike Will Made-It制作の「Black Beatles」ではGucci Maneが客演参加、水分を含んで潤んだシンセの夜の海のような漣メロディが美しく、そんな漣に漕ぎ出すようなRae Sremmurdのほんのり甘いラップとGucci Maneのヘヴィーでビターなラップの対比が抜群に良い。Steve "The Sauce" HybickiとMike Will Made-Itが共同制作(Co制作にBryce Smith)した「Shake It Fast」は、ブツ切りチョップして飛び散ったシンセがウヨウヨとのたうち回るようなスライムビートに、不死身なゾンビ戦士のように不穏ダークで破壊力のあるJuicy Jの援護射撃も相俟って痺れる格好良さ。DJ MustardとMike Will Made-Itという当代きっての売れっ子がガッチリ共同制作した「Set The Roof」は、癇癪玉のように破裂するRae Sremmurdのラップと、なにより客演のLil Jonの火炎放射のようなホットなフックが強烈(笑)。氷雨のようなピアノ鍵盤が色を洗い流してモノクロにするような硝子メロウ「Came A Long Way」はThe Martianzが制作(Co制作にAdrian Jamal McKinnon)しており、ただ静かにラップをぽつぽつと紡ぐRae Sremmurdはまるで窓の外の雨音を聴くようで胸に沁みる。Mike Will Made-ItとScoolyが共同制作(Co制作にSparxxxpro)の「Now That I Know」は、蒸せるような熱気でグニャグニャと音の輪郭を曲げるような蜃気楼サウンドに、クールで鋭利なSlim JimmyのラップとミルキーなSwae Leeの繊細なヴォーカルの溶け合いが絶妙に美味。Swae Leeの糸引くようなハニーテイストな甘美な歌フックが絶品な「Take It Or Leave It」はHighdefrazjahとMike Will Made-Itが共同で制作を担当、水の中を潜らせるようにモイストなビートとメロディがなんとも幻想的で、聴いているうちに浸水されてしまっている一曲(深水)。Mike Will Made-ItとScooly、Resourceが共同制作した「Do Yoga」は、抹香のように妖しくユラユラと揺れるシンセサウンドがオリエンタルで面白いし、Rae Sremmurdの経文のように飾り気なく淡々と走るラップもグッド。Bobo Swaeが客演参加した「Over Here」は悪童っぽさがギラギラと鋭く輝く縦ノリで跳ねまくるバンガーで、無数の電極を武器に放電しまくるような無形シンセにボムボムと撃つビートと、MarzとP-NaztyとMike Will Made-Itが制作したトラックも文句無しに暴力的でカッコイイ(痺)。P-Naztyが制作した「Swang」は抹香を焚いたようにモクモクと妖しく立ち上る紫煙シンセに、Rae Sremmurdのボコボコと凹凸のあるラップが浮かんでは沈む一曲。最後を締め括る「Just Like Us」はPlussとMike Will Made-Itの共同制作で、トロピカルな甘味のあるシンセが瞬くスカイブルーなメロウチューンで、Rae Sremmurdの完熟でない青いラップがちょうど良い塩梅に軽くて、青い海を渡る鳥のような爽快感のある感触でグッド。

最初聴いた時はそんなに気に入っていなかったんですが、聴けば聴くほどにだんだんとはまっていく僕がいます。やはりMike Will Made-It一派の創るサウンドは最先端でクールですし、Rae Sremmurdの若くフレッシュでパワー溢れるラップはスタイリッシュでカッコイイ。Clipse以来の売れっ子になりそうな兄弟デュオ、そして弟のPusha Tの方が売れているようにRae Sremmurdも弟のSwae Leeの方が売れそうな感じ(芸能界は弟妹の方が成功する説を僕は唱えている、かく言う僕は男三人兄弟の長兄だが)。ただSwae Leeだけでは甘酸っぱすぎるのを、兄貴のSlim Jimmyのなかなか渋く落ち着いたラップが引き締めているから、これからもデュオでやった方が良いと思います。サウンドの振り幅も広ければ、彼らの両極なラップも守備範囲の広さに繋がっていて、結構好きな一枚で御座います。








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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

こんばんは。

このアルバム、すごく意外なチョイスだと思いました(笑)

今やチカーノもアトランタ風ビートを取り入れていて、差別化が難しくなっている中、MIKE WILLはスタイリッシュなビートを量産していて感心します。

で、関連作品ってことで、T.I.率いるBANKROLL MAFIAのデビューアルバムと、チカーナMISS LADY PINKSの『Murder She Wrote』をお勧めしておきます。
小森さん、返事遅くなりスミマセン!
コメントもらうことが無いから、気づきませんでした。。。
そうなんです、Raeに関しては1st買いませんでしたし。
ただ、Mikeの仕事が良くて、なかなか美味でした!
そして相変わらずお詳しい!チカーノは全く聞いてないから知らないんです、是非ともチェックしてみます!

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