RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

05 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Corinne Bailey Rae「The Heart Speaks In Whispers」
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過去にGrammy受賞経験もある英国出身の女性SSW、Corinne Bailey Raeの通算三作目となる『The Heart Speaks In Whispers』を御紹介。処女作である自身の名を冠した『Corinne Bailey Rae』で鮮烈なデビューを果たし、そのアルバムがGrammy賞に複数ノミネートされた彼女。しかしGrammy受賞に関しては、Herbie Hancock制作で名だたるシンガーと肩を並べて参加したトリビュートアルバム『River: The Joni Letters』と、Bob Marleyをカバーした「Is This Love」だったりします。僕の場合はデビュー盤よりも2ndである『The Sea』にどハマりしたもので(どちらも聴いているが、まだこのブログで書けていない)、この6年ぶりとなる新作『The Heart Speaks In Whispers』は密かに楽しみにしておりました(もっと突っ込んだ事を書かせてもらうならば、RZA映画のサントラ盤収録のCorinne Bailey Raeの歌う「Chains」もすこぶる良かった)。
それでは素朴なんですが感想を書かせて頂きますと・・・・・・まずは本作の制作に関して先に述べておくと、ほぼ全曲をCorinne Bailey RaeとStephen James Brownが共同制作している模様で、本作ではデビューから支えるProducerであり夫のSteve Brownではないみたいです。あと僕は演奏者に関して詳しくないので先に書いてしまうと、Pino PalladinoやMarcus Miller、James Gadsonなど名プレイヤーが参加しているというのもトピック(驚)。まずはキリリと冷たい雪解け水のように清冽な鍵盤音がさらさらと流れる「The Skies Will Break」、Corinne Bailey Raeの透明感のあるヴォーカルにぴったり。じんわりと陽が傾いて影が細く伸びるようにCorinne Bailey Raeのヴォーカルがそっと響く「Hey, I Won't Break Your Heart」、夕間暮れのあの柔らかに切なく心を溶かす微熱混じりのオレンジのような、そんなアコースティックなトラックと歌声に涙が零れるばかり(震)。本作からの先行シングルとなった「Been To The Moon」(ソングライトにはKINGのAmber StrotherとParis Strotherが関与)は、Corinne Bailey Raeにしては珍しいちょっぴりサイケでスペイシーな打ち込み音が瞬く一曲。彼女の歌声が小さな宇宙船のようにすーっと天空に消えてゆくようなトリップ感のある一曲で、最後のホーンがやんわりと鳴るところは宇宙船が宇宙に到達し遊泳するようなフワフワ感を演出。KINGのParis Strotherとの共同制作となる「Tell Me」も電子音がギラギラとトラックをテフロン加工したアップチューンで、ばちばち叩かれるハンドクラップや踊るビートでアフリカンな躍動感の溢れる一曲で、だからこそ涼しげで繊細なCorinne Bailey Raeのヴォーカルが心地良い。Steve Chrisanthouと共同制作の「Stop Where You Are」はCorinne Bailey Raeらしいアコースティックギターの弦音がホロホロと角砂糖のように解けるスロウ、風に揺れて葉が擦れて鳴るようにCorinne Bailey Raeの歌声が優しくそっと響き、雨水が山に静かに注ぎやがて河となり海へと繋がるように開けてゆくトラックも壮大で美しい(溜息)。終盤の圧倒的な光を放つ展開は心をきれいに浄化して、聴き手をすっかり無垢にしてしまいます。Paris Strotherと共同制作(ソングライトにはAmber StrotherとParis Strotherの両名関与)の「Green Aphrodisiac」は真水のように澄んだ音色が、まるで樹々が根を張り葉脈を伝い潤いを循環させるように響くボタニカルなミッド。葉を透かせて降り注ぐ陽光のように淡く眩いメロディとヴォーカル、どこまでもナチュラルなCorinne Bailey Raeだからこそ体現できる、森林浴をしているかのようにマイナスイオンを全身に浴びられる一曲でグッド。コケティッシュに小さくスキップするように鳴る音色がキュートな「Horse Print Dress」、キャンディのようにべったり甘い歌声もなかなか。正統派ソウルスロウ「Do You Ever Think Of Me?」(ソングライトにValerie SimpsonとCurtis Mayfieldの名も)もとっても素晴らしくて、Corinne Bailey Raeの潤んだヴォーカルをたっぷり浴びて花びらがそっと綻びるように展開する芳しいサウンド。空が白んでゆっくりと雲が移ろうように優美な音色が奏でられるアコースティックバラード「Caramel」、この濃淡の極の色味を美しく出せるのがCorinne Bailey Raeの魅力であり、ほんのりと甘いキャラメルテイストな部分。オーロラのようにひだのある屈折シンセが長く尾を引きコーティングする「Taken By Dreams」は、ふわふわと浮かぶヴォーカルと共にドリーミー。本作で最もブルージーで渋みのあるミッド「Walk On」なんかも僕は好み、ミルクのようなCorinne Bailey Raeの歌声で苦くなり過ぎないのがグッド。最後は静かに囁くように星空が瞬くみたく小粒の音色が連なる「Night」、冬の大三角みたくすーっと光が射し灯るような感触がなんともロマンチックでたまりません。

もしかしたら僕の好きなR&Bの感触(90年代から00年代の)がまだまだ沢山、今も溢れていたらばひょっとして物足らなく感じていたかも。でもデビューの頃からCorinne Bailey Raeのこの水彩画みたく淡い歌声とサウンドはやはり稀有で、それがまた今加速している感じ。通好みな面子が裏で支えている点を考えても、けっこう重宝すべき一枚なのかもしれませんよ(警鐘)。








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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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