RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Z-Ro「Drankin' & Drivin'」
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アメリカ南部はHouston出身の歌心溢れるMC、Z-Roの通算十九作目となる『Drankin' & Drivin』を御紹介。まずZ-Roがこんなにも沢山のアルバムをメジャーインディ合わせてリリースしていたことに驚き、僕は本作と九作目にあたる『Let the Truth Be Told』しか持っておりません(涙)。しかし、そのアルバムと数多くの客演を聴くだけでもZ-Roの魅力は十分に理解しているつもりでして、本作もたまたま新作出ていることに気付いて即買いした程。Z-Roは今は亡きDJ Screw率いるScrewed Up Clickのメンバーとして90年代末から活動し、その後ソロに転向し今の成功を収めているらしいです(伝聞)。
という訳で僕的には11年ぶりぐらいになるZ-Roの感想を・・・・・・まずはJonathan Zibiなる人物が制作の「Devil Ass City」でスタート、ピコピコと点滅するように鳴る電気信号みたいな音色に、メタリック製のメロディが塗装された流線形のトラックに、Z-Roのメロディを結わえた黒煙のようなラップシンギングが蠢くのがカッチョイイ(痺)。流電するように淡い発光を放つ音色が綺麗な「My Money」はSynesthetic Nationが制作、野太くバリトンなZ-Roのヴォーカルがディーゼルエンジンのように心地良い重低音の響きを鳴らし、まるで真夜中の高速をガルガルと唸らせながら走り抜けるようなドライブ感覚でスマート。Track Whippaz制作の「Where The Real」は鈍くボコるビートと上下するオイリーな音色がサウス流儀なミッドで、緩急をつけて時に連打、時にスローモーションで独特なメロディで聴き手を絡め取るZ-Roのフロウが柔らか。本作中でも最も甘美で極上なスロウジャムが、Jonathan ZibiとBruce Bangが共同で制作、ブラックベリージャムのようにドロッドロとした感触と黒ツヤ光りしたビート、そして甘く濃厚なシロップのようなメロディ、ほんのり大人ビターなZ-Roのマイルドフロウが融合した至極の一曲。またもやJonathan Zibiが制作を担当した「He Hoes」なんかはもうZ-Roの昇天フックが巧くてヤラレルし、それだけでなくミッドナイト系のしなやかクールなトラックに颯爽と乗せる濃厚ミント味なラップも最高に格好良い(鳥肌)。Bruce Bang制作の「Since We Lost Y'all」では、Krayzie Boneが客演参加というもう鉄壁な歌ラップコンボ技が炸裂です(必殺)。清らかで透明な水が巡るようにウォータリーでメロウなトラックに、優しくまろやかなZ-Roの歌フロウとKrazie Boneのジェントルでキメ細やかな歌フロウが紡ぎ合う強靭にしてド渋いメロウが凄まじい(骨抜)。金属的な冷たさがキンキンと鋭く響く「Hate Me So Much」はSynesthetic Nationが制作を担当、深夜に濡れて光るアスファルトのようにザラザラした光の感触に、プラチナのように重厚な輝きを放つZ-Roのラップが曲線を描いて美しい一曲。同じくSynesthetic Nationが制作した「Baby Momma Blues」もやはりミッドナイト系のディープブルーな一曲で、煌く夜露で濡れたように冷たく凛としたトラックと、夜霧を裂くように射す月光のようにZ-Roのしとやかに深々と響き渡るバリトンラップが最高に艶っぽくクール(痺)。Jonathan ZibiとBruce Bangが共同で制作した「New Shit」は、深淵な水の中をゆるゆると沈んでゆくような沈殿メロウが幻想的で麗しく、速射砲的なラップも交えつつ全く音を外さず耳心地のいいウェットなメロディを柔軟に繰り出すZ-Roは正に神業。「Hostage」はBeanzとKornbreadが共同制作したアコースティックギターを奏でる優美ナンバーで、さらりと乾いた音色を背景にZ-Roのラップも空気を含んでエアリーに舞うのが心地いい。水面にポツンと広がる波紋で色や形が静かに歪むようにトラックがぼやけて滲むメロウ「It Ain't Gonna Lie」はJonathan Zibiが制作を担当、こういう冬空のように哀愁の漂う寒々しいトラックもシックに立体化するZ-Roは凄腕。June Jamesが制作の「Successful」はポロポロと崩れて剥がれ落ちるような鍵盤音が散り行く花びらのよう、落葉を揺らす木枯らしのようにZ-Roの沈鬱なフロウが小さく吹き荒ぶのが胸を打ちます。最後を締め括るのはBeanzとKornbreadが共同制作した「Women Men」で、この曲では50 Cent「Many Man (Wish Death)」をラインを引用していてるのが印象的。サンプリングの素材が良い意味で強くて、フックで歌いラップで重たくボディブローを効かす50 CentとZ-Roがシンクロして感じられて文句なしの格好良さ。

やっぱりこういう歌っても味がある、みたいな二刀流のMCは僕の大好物でZ-Roもその一人。最近のMCも随分歌う人が多くなったけれど、単純にこんな風にソウルフルに歌える人は新旧合わせて探してもいない気がします(珍重)。それこそ昔でいうBone Thugs-N-Harmony好きや、声質的には2Pac好きなんかも聴いてみると気にいると思います。こんなに骨太でいてメロウなラップを出来るのはZ-Roのみ、唯一無二だなと改めて実感させられました(敬服)。








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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

このブログの記事を遡って読んでみて、管理人さんの好みがこういうアーティストだとは察しがついてました(笑)
上手い言葉が見つからないのですが、例えばTROY AVEなんかと同じで「あの時代」を思い出させてくれる、というか、「変わらない良さ」を届けてくれるというか、そんなアーティストですよね。

テキサスだと、「濃い声」という点でZ-ROと双璧を成すSLIM THUGも推したいです。
小森さん、いつも有難う御座います!
そうです、僕は本当にわかりやすい男なんです(笑)。
変わらない良さ、いいですよね、結局はその人にしか出せない味わいがあって、それって流行に左右されなくてブレなくていいと思うんです。
そうなんです、Slim Thugも今年出してますよね?聴きたいんだけど、お金が無くて、ああああああああーーーーー!

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