RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

09 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Travis Scott「Birds In The Trap Sing McKnight」
travis-scott-birds.jpg

Kanye Westもその才能に惚れ込んだ逸材、Travis Scottの通算二作目となる『Birds In The Trap Sing McKnight』を御紹介。Travis Scottの紹介は前作の『Rodeo』で軽く触れているのでそちらを参照して頂くとして、その前作『Rodeo』からおよそ一年という短いスパンでの本作のリリースということで、その仕事人っぷりに驚くばかり。Travis ScottはあのRihannaの恋人と一時期は目され、僕の中ではそれだけでキレキレだという認識(そのTravis Scottが制作に携わった「Bitch Better Have My Money」を巡ってRihanna『Anti』のリリースが遅れたとの報もありましたっけ。肝心のこの曲はアルバム未収録だったが)。その後二人の関係がどうなったかなどが不明ですが、Travis Scottはノンストップで本作をiTunes/Apple Music独占でのデジタルでリリース。このままデジタルで終わるかと思いましたが、その後やっとこさフィジカルも出てアナログな僕は入手することができました(笑)。
という訳でザックリザクザクと感想を書こうかと・・・・・・まずはVinylzが制作(Co制作をEbony "Wondagirl" Oshunrinde)した「The Ends」で幕開け、客演にはなんとAndre 3000が参加(Add VocalでJames Blakeも関与)。真夜中の海原のように静かに、仄暗い水をゆらゆらと漂わせ波を寄せるトラックの中で、まるで細く射す月光が水面に細かな輝きを散らすようにTravis Scottのラップがさざめくのがダークで美しい。 Andre 3000もそんな暗澹の中で、あの目の醒めるようなコズミックブルーのクールなラップを滑らしていてカッコイイの一言。「Way Back」はHit-BoyとC-Noteが制作を担当しており(Kid CudiとSwizz BeatzがAdd Vocalで関与)、鉛色の空みたいなトラックと、そんな鉛空みたいな曇天サウンドが割れて地上のすべてを焼き払いそうな放射線のようなTravis Scottのラップがヒリヒリと降り注ぐのがたまらない。そんな曇天トラックが途中で転調して、突然と雨が降り出し水が溢れTravis Scottのずぶ濡れにも似たラップがじわじわと鼓膜に染み込むのも乙。「Coordinate」はTM88が制作を担当し、客演にはYoungstaが参加。高温で蒸されて白むようなTravis Scottのスチーム状のラップが聴き手を美しく熱く焦がし、単調なビートの浮き沈みが汗ばんで上下するのがなんとも中毒性高し。Cardoが制作(Co制作にCuBeatz)した「Through The Late Night」ではKid Cudi「Day N' Night」をサンプリングし、そのKid Cudiが客演で参加。真夜中に眠れずに寝返りを打つように捻れた漆黒サウンドが聴き手の神経をツイストし、Travis ScottとKid Cudi(ここでのKid Cudiは正に1stの頃そのまま!)が夜間飛行するように夢魔のように光を蝕むインソムニアチューン(陶酔)。NAVが制作&客演した「Beibs In The Trap」は、やはり基盤には美しい暗さがあって、パチパチとキメ細かに冴えるシンセやビートにTravis ScottのラップやNAVのヴォーカルが、その暗澹トラックの中で光を培養するように暈けて柔らかく光るのが不完全で美しい。Ricci Riela制作の「Sdp Interlude」はインタルードとしつつも、サンプリングにWashed Out「You And I」を使用した3分程あるしっかりした一曲。闇を逃げて光が氾濫するような斑のある輝きが、Travis Scottの日食を思わせる陰影のあるラップ残響とシンクロし美しく、あのCassieが天女の羽衣のような透けて軽い歌声を乗せているのも肝。Murda Beatzが制作(Co制作にCuBeatzとMike Dean)した「Sweet Sweet」は、光を薄くスライスして重ねるようなトラックは繊細でそれこそ甘く、それをムシャムシャと侵食して発光するようなTravis Scottの波打つ蛍光ラップも毒々しくも綺麗。同じくMurda Beatzが制作(Co制作にCuBeatzとMike Dean)した「Outside」では21 Savageが客演参加、光をノイジーに粗くカットしたようなサウンドがゴロゴロと転がるトラックで、そこにTravis Scottと21 Savageのボツボツとした弾力あるラップがグリップする一曲。CardoにCubeatz、YeXが共同制作した「Goosebumps」ではKendrick Lamarが客演参加、鏡面のようなトラック内で光が屈曲するようにトリップし、Travis ScottとKendrick Lamarのラップもバキバキと反射するように直角を描き、終いに堕ちるのが面白い。TEAUXNYが制作を担当した「First Take」は、闇の中で点在し明滅する光粒子のような、夜光虫のように妖しいTravis Scottの漏光ヴォーカルとトラックに意識朦朧としハイになるし、加えてそこに客演のBryson Tillerが少し粘ついた光触媒ヴォーカルを紡ぐことで、より一層と淡くてうっすらと眩い極上メロウに仕上げています。Young ThugとQuavoの三つ巴で攻める「Pick Up The Phone」はVinylzとFrank Dukesが制作(Co制作をMike Dean)を担当、少しフルーティな音色が果肉みたくプルプルと震えるのが美味で、三者三様のラップが三層ゼリーのようなクールな食感でこれまたナイス。VinylzとFrank Dukes、Mike Deanが共同制作(Add VocalにはCassie)した「Lose」はストリングスが光の筋を編むのが壮麗で、それは闇と光を媒介する宵の明星のようなTravis Scottのラップがあってこそ共存する美しさ。部族的なビートの乱舞で埃のような光粒子が四方八方に飛び散るのが綺麗な「Guidance」はDarren "dF" Fraserが制作を担当、Travis Scottの蛍光にミントを混ぜたような清涼なラップが炸裂するのも鮮やかで単純に気持ちが良い(爽快)。ラストを飾るのはTravis ScottにBoi-1da、Mike Deanが共同制作した「Wonderful」で、客演にはThe Weekndが参加。光が反響して増幅するようなトラックに、Travis Scottのダークを凝固したようなラップと、The Weekndのネオンのようなベッタリした光を放つヴォーカルが絡み合うミッド曲。

おいおいなんだこれは、メチャクチャにカッコイイじゃありませんか(痺)。僕はそんなにTravis Scott好きという訳でもなかったので、本作もなんとなしに“Brian McKnightを引き合いに出しているし聴こうか”的な軽い気持ちだったんですが、これがとにかく凄く斬新でクール。ハッキリ言って昨今のトラップブームには乗り切れていないのですが、これは新たなトラップミュージックの魅力を展開させていて目から鱗。これは結構最近になってようやく買えた盤なんですが、再生回数はグングン上昇中でかなりお気に入りの一枚でございます。




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