RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

05 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Gallant「Ology」
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LAを拠点に活動するSSWのChirstopher Gallantこと、Gallantの記念すべきデビューアルバム『Ology』を御紹介。例に漏れず僕は新星であるGallantのことをよく知らないのですが、どうやら米国の名門大学であるニューヨーク大学(NYU)卒の秀才で、中学生時代からコンピュータを使って作曲をしていたんだとか。そんな彼の作曲能力を、KrwellaとZHUのマネージャーであるJake Udellが見抜いたのだとか。彼の初作となる『ZEBRA EP』が各方面から高評価を得て、LAに拠点を移し制作されたのがこの『Ology』なのだそう。これ、デジタル配信の方が早くて、だいぶ後になってフィジカルでも発売になりまして、僕もずっと待っておりました(首長)。
というわけで今更な気もしますが感想を・・・・・・まずは Stintが制作を担当した「Talking To Myself」で幕開け、サンプリングにFlorida Mass Choir「Be Ye Steadfast」を使用。蝶が舞う時に魅せるあの独特なひらひらとした感触のキラキラした鱗粉メロディに、Gallantの砂金をはらはらと零すような金脈ヴォーカルが輝きます。「Shotgun」もStintが制作を担当しており、パチンと弾いて鳴るスナップに氷点下なメロディがするするとメロディを氷柱のように垂らす感じが、Gallantの金箔コーティングのヴォーカルを冴えて映えさせます。「Bourbon」はJosh AbrahamとOligeeが共同制作しており、それこそバーボンのように蒸留されて澄んだ金色の輝きを湛えるトラックとGallantのヴォーカルは言わずもがなの相性の良さで、少し懐かしさのあるレトロポップなトラック運びも心にゆっくりと程よい酔いを回らせる一曲(千鳥足)。「Bone + Tissue」もStintが制作を担当した錬金術的なアンビエントメロウで、華美な細工が施された宝飾品のような音色の散りばめられたトラックに、Gallantの貴金属的な輝きを煌々と放つヴォーカルがやはりすべてを絢爛に彩ります。昨年に発表され彼を一躍有名にした、オールドソウルとアンビンエンとを溶かし合い板金したような「Weight In Gold」もStintが制作を担当。Gallantのファルセットが硬くパリンとした光となって射すのが印象的で、ダイアモンドカットされたような直角的な輝きが交錯するミッド。ベース弦のリフが颯爽としたグルーヴを生む「Episode」はBordeauxが制作を担当しており、Gallantの光を水に溶いたようなヴォーカルがサラサラと流れる一曲。宮崎駿をタイトルに持ってきているという「Miyazaki」はEbrahim Lakhaniが制作を担当しており、Groove Theory「Tell Me」をサンプリングに使用するという反則技。ちょっぴりHip Hop的なビートアプローチを敷きつつ、蛍雪のようなぼんやりした明かりを思わせるGallantのヴォーカルが優しい。これまでの金属的な光とは対照的に、どこか森林浴のような瑞々しい輝きを放つボタニカルなミッド「Counting」はStintが制作を担当。樹木のような青さのあるビートがそう感じさせるのか、Gallantも自身のヴォーカルの光源を利用して光合成して酸素を吐き出すような、そんなヒーリング効果のあるシンクロをしていてグッド。Duralcha「Ghet-to Funk」をサンプリング使用した「Percogesic」もStintが制作を担当で、Sadeのようなメランコリックさをコンピュータ基盤で奏で周波数を出すようなトラックに、Gallantの月明かりのように静かで冷たいヴォーカルが漂います。「Jupiter」はMaths Time Joyが制作を担当しており、輪郭も影も消し去るほどの強烈な光を放つも、優しい眩さはまるで印象派の絵画の使う光の技法のようなGallantのヴォーカルが素晴らしい(溜息)。またもやStintが制作を担当した「Open Up」は、暗闇の中でポツポツと光を点滅させて繋いでゆくようなトラックが幻想的で、Gallantのエモーショナルな通電ヴォーカルで波打ち瞬く電飾のような音階が心地良い。「Skipping Stones」はあのAdrian YoungeとStintが共同制作しており、客演にはJhene Aikoが参加するという念の入れよう。Adrian Youngeが加味したからか結構ソウルフルで渋味があり、GallantとJhene Aikoのトロトロで甘いミルクのようなヴォーカルの掛け合いも絶妙ながら、時折魅せるGallantのソウルフルなヴォーカルもなかなか乙。闇を切り裂く月光のような鋭利で青白い輝きを放つ「Chandra」はPatrizio Moiが制作を担当、Gallantのヴォーカルも思わず白い息と化しそうな夜明け前の白む空のような温度と明度で、とても美しくて透明で繊細で壊れそうな光を演出。最後はその光をノイズで弾くような「Last」で幕切れ。

もう皆様ご承知の通り、Gallantの本作『Ology』は、来たる2017 Grammy AwardsにおいてBeyonceやRihannaらと並び“Best Urban Contemporary Album”にノミネートされていますね(快挙)。きっとR&Bというカテゴリーに興味ない方でも(もうこんなカテゴライズする事自体、無意味で愚かなのか)、単純に美しいと嘆息漏らすことの出来る素晴らしい一枚です(拍手喝采)。ヴォーカルだけでなくトラックもとても丁寧で美しく、金を使った繊細な細工の芸術品のような神々しさ。次回作にも凄く期待してしまいますね、これからも新たな感触を僕らに味わせてくれそうです(興奮)。






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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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