RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

05 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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After 7「Timeless」
after7covtile.jpg

90年代を彩ったベテランヴォーカルグループ、After 7の通算四作目となる『Timeless』を御紹介。After 7は御存知、かのBabyfaceの実の弟であるKevon EdmondsにMelvin Edmonds、Keith Mitchell(LA Reidの従兄弟だった気が......)の三人でもともと組まれたグループ。その後、グループを離れていたMelvin Edmondsの代わりに、息子のJason Edmondsが加わり活動していたようで、実に21年ぶりとなる本作では四人での録音となっているようです。僕のような三十路以上の90年代R&Bに触れたリスナーならば、絶対に聴いているであろうAfter 7がまさかの復活ですよ(驚)。とは言ってもこの直前にはBabyfaceが息を吹き返し(と言うと大袈裟かもしれないけど)、Toni Braxtonとのデュエット作『Love, Marriage & Divorce』、そして自身の新作『Return Of The Tender Lover』と立て続けに傑作を発表し、伏線はきちんと張られていた訳です。にしても、やはり本当にAfter 7も新作が聴けるなんて思ってもいなかったので、嬉しい限りでした。
それではどんな内容になっているのかを書き書き・・・・・・まずは本作Executive ProducerにKenny "Babyface" EdmondsとKevon Edmonds、それからDaryl Simmonsが名を連ねるという垂涎の布陣でございます。まずはそのBabyfaceとDaryl Simmonsが共同制作した「Runnin' Out」でスタート、これがもう透明な清水を一身に浴びるような水浴びメロウで早速ウェット。そんな瑞々しさがもう音色からAfter 7のハーモニーから溢れ出していて、気づいたらもうあちこちから滴っているという塩梅。BabyfaceとDaryl Simmons、Antonio Dixsonが共同制作した「Let Me Know」は、キラキラと眩いばかりのピアノ鍵盤音を基調としたゴスペルチックなバラード。After 7の面々は誰もが淀みのない爽やかなヴォーカルなので、こういう酸素たっぷりなエアリーメロウにバッチリ合う。「More Than Friends」もBabyfaceとDaryl Simmons、Antonio Dixsonが共同制作で、Babyface味よりももう少し水彩にして明度を上げたNe-Yoチックな一曲。澄み切った青空をスイーッと切って飛ぶようなこの鋭い爽やかさ、After 7のグングンと天空へ上昇するように奔放で綺麗なハーモニーも素晴らしい。BabyfaceとDaryl Simmonsが共同制作した「I Want You」なんかはベタにBabyfaceチューンでグッド、これでもかというほどに陽光を浴びたように燦々と照り返すメロディとヴォーカルが眩しい(眩暈)。「Too Late」はDavid Andrew EdmondsとDaryl Simmonsが共同制作しており、冬の日の朝霧のようにすーっと白んで冷たい音色が美しい霧氷メロウで、After 7の儚げで脆く柔らかなハーモニーがまたイイ。BabyfaceとDaryl Simmonsが共同制作の「Lovin' You All My Life」も清涼感抜群の美味ミッドで、まるで乳酸菌飲料のような甘酸っぱさと優しさが響く一曲です(喩)。続く「If I」もBabyfaceとDaryl Simmonsが共同制作しており、やはり揺れて射し込む朝陽のように清らかで眩いメロディがBabyfaceらしい純度100%の美曲で、After 7のそれこそ純水のような透明感のあるソウルフルなハーモニーが心に凛と響きます(沁)。朝靄のようにしっとりと淡いひんやり感が壮麗な「Everything」はあのDemonte Poseyが制作を担当、ファルセットも交えて終盤ではちょっぴりエキゾチックなメロディへと溶け出してゆくのも刺激的でグッド。続く「Betcha By Golly Wow」もDemonte Poseyが制作を担当した静寂のバラードで、星降る夜に夜風を浴びながら散歩するようなしとやかさが美しい(溜息)。最後はAaron PettigrewとKarl Antonieが共同制作した「Home」で、これまた満天の星空を眺めているようなロマンチックなスロウジャムで、After 7のハーモニーはさながら星座のように連なり美しく描かれます。

本作も昨年度の発売アルバムで、だからこそ往年のファン達がこぞって傑作と讃え、あちこちの年間ベストでも本作をピックアップしている方も多かった気がします。僕もこれは昨年中には購入し聴いていた訳ですが、僕はそこまでAfter 7を聴きまくった方ではないので、Babyfaceの復活作ほどはヘヴィーローテーションにならなかったというのが本音。ただ、やっぱりR&Bの良心が詰まった快作であることは明らか。最近のアンビエント路線とやらに飽きたらば、こういう清涼感のあるR&Bを聴くのが鼓膜のリセットになります。




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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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