RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

07 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
91位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
22位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 男性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

PARTYNEXTDOOR「PX3」
CpoFRe9UEAAS9wZ.jpg

Drake率いるOVO Sounds所属のSSW、PARTYNEXTDOORの通算二作目となる『PX3』を御紹介。現代において最強のラッパーといったら多分、Kendrick LamarかDrakeの二択になるんではないでしょうか。そのDrakeが認め自身のアルバムでも要所要所で起用するのが、このPARTYNEXTDOORで御座います。このPARTYNEXTDOORはそんなDrake作品だけではなく、Rihanna「Work」や「Sex With Me」Usher「Let Me」などのソングライトにも名を連ねるなどソングライターとしても優れた才能の持ち主なのです。そういう優れた裏方作業もしながら自身の二作目もきちんとドロップしてくれました、これは嬉しい限りです。
という訳で簡単にではあるけれど感想をぜひ書きたい・・・・・・まずは、じっとりと鼓膜から肺まで濡れて息苦しくなりそうな、濃霧のようなサウンドが蠢く止まるを繰り返す「High Hopes」はPARTYNEXTDOOR(以降はPNDと表記)が制作。停滞してどんどんとサウンドをドロドロの塊にしつつ、その泥濘んだトラックにPNDのネットリしたヴォーカルが塗れて鼓膜にへばり付くダークチューン。スローモーションで動くダークでノイジーな映像を見つめるような錯覚に陥る「Don't Run」、制作はSevn Thomasが担当(Co制作にLarry Sanders)。一点の黒いシミがジワジワと真白を侵食するようなトラックとヴォーカルが幻想的で、PNDのヴォーカルも幻影たっぷりに深淵で濃厚ビター、そんな芳醇なヴォーカルと共にゆっくりと深みにはまってゆくのが乙。PND制作の「Nobody」はリズムビートの鳴り方はどこかトロピカルっぽくもあり、だけど色味は少なくどことなく重たいのにも関わらず、なんだかウォータリーで瑞々しくもあるPNDのヴォーカルにここは浸るのみ(遊泳)。Drakeにも多用させてヒットさせた(Drakeのダンスホール寄りはRihanna発信かPARTYNEXTDOOR発信のきっとどちらかだと思う)リディム使いながらも、その風味は陽が落ちて夕闇に染まり、次第に熱が冷めてゆき肌寒くさえ感じるような情緒に似ている。そんなサンセットみたいなトラックの中で、焙煎されて香ばしいヴォーカルを疾走させるPNDが胸を清冽に透いてしまう「Not Nice」は、Nineteen85が制作(Co制作にDwayne "Supa Dups" Chin-Quee)。これまたトロピカルなサウンドを焦がすようにして鳴らす「Only You」は、Drakeみたいにべったり甘くなく濃厚ビターで香ばしいPNDのヴォーカルがほどよい微熱混じりなのがとても心地良く、まるで砂を踏んで歩くような柔らかくサラサラとした感触で素晴らしい(恍惚)。まるで流氷がじわりじわり流れるような青白く冷たい電子音が滑らかで幻想的なスロウ「Don't Know How」、制作はBizness Boiなる人物が担当。ここで聴かせるPNDの時折ひらりと翻るファルセットのヴォーカルは素晴らしく、冷たい水の中を泳ぎ光をキラキラと鱗で反射させる銀色の魚のよう(流麗)。G Ryが制作を担当した「Problems & Selfless」もやはりモヤモヤとし充満するトラックが印象的で、じれったくなるような熱に上気して、スチーム状のサウンドとPNDの敗退的で甘美なヴォーカルが蒸せるスロウ。ザワザワと波打ちながら彼方へと消えゆく夜の海のような黒に溶けゆく「Temptations」はPNDが制作、鈍痛のようにじわじわと重たいトラックの中で、PNDのビターなカフェインヴォーカルがゆっくりと意識をクリアにしてゆくような、鈍色と精彩のマーブル模様がなんとも歪で美しい(溜息)。キリキリと鳴って鼓膜を絡め取るギター弦の音がスパイシーなフォーキーな「Spiteful」はPND制作、PNDの直線的に広がるヴォーカルが壮麗でやはりなかなかの美味。これまでの暗澹としたシンセトラックとは全く違う、PNDとNoah "40" Shebibが共同制作の爪弾くギターで聴かせる「Joy」は間違いなく本作のハイライト。夕間暮れの海辺で風を聴きながら微睡むような、淡く涼しいメロウチューンにPNDのほろ苦いカフェインのようなヴォーカルがきりりと神経を柔らかに刺激するのが最高に気持ち良く、良い意味でのピンボケ感がポートレイトのような趣(溺愛)。Sean "Neenyo" SeatonとAdeyinka "FWDSLXSH" Bankole-Ojoが共同制作の「You've Been Missed」も、繰り返すけれどやはり朦朧にも似た深淵メロウ。絶え間なく揺れる青黒い闇で塗り潰す夜の海のようトラックの中で、やはりPNDの鎮痛剤ヴォーカルがシャープ。PNDのヴォーカルに反応してユラユラと光の波を漂わす夜光虫のようなシンセサウンドも抜群にクールで、神秘的な冷たさに鼓膜の先まで浸かってしまう。金剛のように硬い反響を利用したような「Brown Skin」はPNDとNoah "40" Shebibの共同制作で、直角的に右往左往するPNDのプラチナのようなヴォーカルがキラキラと硬く美しい。「1942」はPNDが制作を担当した鈍痛のようなトラックと鎮痛剤のようなヴォーカルの対比が見事な一曲で、彼ならではの味わい。親玉であるDrakeが客演参加した「Come And See Me」はNoah "40" Shebibが制作を担当、しとしとと降る長雨のようなトラックがほんのりの濡れて優しい(溜息)。これはトラックも勿論素晴らしいけれど、そんな静寂なトラック背景にシンクロしてPNDの甘い雨音のようなヴォーカルがポツポツと滴り溶けてゆくのがたまらなく美しく繊細、こうなるとDrakeさえ霞むほど。最後はPND制作(Co制作にNoah "40" Shebib)の「Nothing Easy To Please」がここにきてまた毛色の違うトラックで、バキバキとへし折るようなビートが空気を振動させ、その中で陽炎のように揺れるPNDのヴォーカルがぼんやりと虚ろに輝くのがたまらないくカッコイイしやられた(痺)。

僕的にはやはりOVO一派はみんな似ていて、誰かを聴けたらそれでいいかなという感じに思っているんです。となるとやはり皆はDrakeを聴くことになるだろうけど(僕も嫌いでないけど)、この一派の中でならば絶対に僕はPARTYNEXTDOORを好きだし彼は格別。いやOVO一派として片付けるのは失礼で、これからのR&B界ではこれからもっと重要な逸材になってゆくと思います(確信)。結構ヴォーカルにエフェクトが施されているからイマイチ分からないけれど、アコースティック背景で歌ってるのを聴いてみたいシンガーで、なかなか素直に上手いのかもしれない(推測)。トラックこそ重たくじわじわと侵食するような鈍色のものが多いんだけれど、それをもきりりとクリアにして清冽さを与えるPARTYNEXTDOORのカフェインのようなヴォpカルが秀逸で、低く優しく鈍く冴えてゆく感触は一種独特の鎮痛剤R&Bといった感じかな(確率)。昨年のTop10に入れなかったのを最も後悔した一枚、Drake無しで十分にやっていけます。






スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment