RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
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趣味:古典的推理小説読書
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The Weeknd「Starboy」
The-Weeknd-Starboy-2016-Album-Amazon.jpg

ネット世界から突如として出現したR&B界の異端児、The Weekndの通算三作目となる『Starboy』を御紹介。もはや現代R&Bを代表するSSWとも言えるThe Weeknd、14年『Kiss Land』傑作と名高い15年『Beauty Behind The Madness』と、その勢いは全く止まることを知りません。彼はその特異なヴォーカル&楽曲で世界を席巻し、客演依頼も後を絶ちませんね。音楽だけでなく女性関係も順調で、あの美人モデルのBella Haditと浮名を流したかと思えば、次はあのSelena Gomezとのロマンス勃発なんですから、なかなかの伊達男のようです(驚)。そんなThe Weekndが一部からはダサいと好評(?)だったドレッドヘアをばっさりカットし、新たな境地を魅せたのが本作『Starboy』。David Bowieの「Starman」をモチーフしているそうで、本作はDavid Bowieの影響を滲ませているのだとか。あとThe WeekndはあのPrinceとも一緒にレコーディングする予定があったとか話しているようで、実現しなかったけれどそれもなんだか聴きたかった。ちなみに本作のアートワークを手掛けたのはNabil Elderkin、要注目です。
という訳でボリュームたっぷりな内容について書きますと・・・・・・まずはあのDuft Punkを客演に迎えた表題曲「Starboy」で幕開け、制作はDaft Punk(Add制作にDoc McKinney、Cirkut、The Weeknd)で冷ややかにして滑らかなメタリックチューンがまるで宇宙を駆ける宇宙船のようで、浮遊感のあるThe Weekndの銀色なヴォーカルもミステリアスでクール。Ben BillionsにDoc McKinney、The Weekndが共同制作した「Party Monster」はキューブチックな光がゴロゴロと転がるように鳴る電子音が不可思議で、そんな光を透けさせて薄く閃きそよぐThe Weekndのヴォーカルもナイス。一聴すると単純にダンスチューンで華やかに感じるも、あちこちに危険な音色が潜み爆発し、ヒリヒリさが絶えず鼓膜を脅迫する「False Alarm」はDoc McKinney TheとThe Weeknd(Add制作にCirkutとMano)が制作を担当し、The Weekndの狂気に満ちたヴォーカルが膿んで破裂するのが鋭利(まるでひしゃげた様なヴォーカルエフェクトも効果的)。「Reminder」はDoc McKinneyにMano、Cirkutが共同制作をしたサイケメロウで、静かに星が瞬くようにチラチラとシンセとビートが囁くのがひっそりと美味。あのMax MartinとThe Weekndが制作を担当した「Rockin'」は小気味良いダンスチューンで、真夜中に光る携帯電話の画面みたいな、そんなセクシーで情緒のある光が疾走するトラックに、夜風みたいにスマートにしなやかにヴォーカルを躍らせるThe Weekndと共に舞い上がるのみ。Doc McKinney、The Weeknd、Cirkutが共同制作した「Secrets」もやはり銀河の上を滑降するようなギャラクシーなアッパーで明度抜群、The Weekndのサワークリームのように甘酸っぱい歌声も乗っかり心地良い。Benny BlancoにCashmere Cat、The WeekndにJake OneにSwishと名だたるメンバーが制作に名を連ねた「True Colors」は、ピアノ鍵盤の音色が遠く聴こえる波の音で、夏の夜の海に花火が散ってゆくような、あの光に似たThe Weekndの切なく甘いヴォーカルが鼓膜を焦らすのがなんとも美しい(溜息)。Doc McKinneyになんとLabrinthが共同制作した「Stargirl Interlude」ではLana Del Reyが客演参加、もうこれはLana Del Reyの錆びた三日月のような尖って切っ先の光るヴォーカルを堪能するばかり。「Sidewalks」ではあのKendrick Lamarが客演参加、Doc McKinneyとBobby RapsにAli Shaheed Muhammad(!)が制作に加わることで、焙煎された香ばしくもほろ苦いトラックが仕上がり、熱で輪郭を歪める様なThe Weekndの蜃気楼ヴォーカルと、Kendrick Lamarの的確でスキルフルなラップが秘孔を突くのもグッド。Doc McKinneyにCirkut、そしてMetro Boomin(!)にBen Billions、The Weekndが共同制作(ソングライトでFutureが参加し、少し声も足している)した「Six Feet Under」は、Metro BoominとFuture組の味気が強い、微睡みと毒を調合したようなパルファムミッドでじわじわと蔓延します。Max MartinとAli Payamiが共同制作した「Love To Lay」は、Max Martin関与らしい直線的な光線が交錯する閃光ポップで、そこにカラーセロハンのようなThe Weekndのヴォーカルが貼られ艶やかな色彩を溢れさせる好曲。続く「A Lonely Night」もMax MartinとAli Payamiが共同制作のレトロディスコな一曲で、この辺りはThe WeekndのMJフォロワーぶりが窺えます。熱が急激に冷やされ夜更けへと色が滲み暗くなってゆくような「Attention」は、Benny BlancoとCashmere Cat、Frank Dukes、The Weekndが共同制作。Doc McKinneyとCirkutが共同制作した「Ordinary Life」は従来型のThe Weekndに近く、夜の闇が寂しさも愛も切なさも熱も奪って膨れては萎んでゆくような暗澹メロウ。DiploにBen BillionsにThe WeekndにCirkutが共同制作した「Nothing Without You」はDiplo色強め、光を練って捏ねて造ったようなトラック&ヴォーカルがなんとも妖しくも綺麗。飲み込まれそうな暗闇を斬っ裂く無数の光のような、The Weekndのヴォーカルが眩く美しい「All I Know」は、Ben BillionsとCashmere CatとThe Weekndが共同制作しており、暗闇を轟々と燃やし尽くす強烈な青や赤の混じった光と熱を放出するFutureのラップがこれまた見事で幻想的で麗しい(溜息)。Doc McKinneyとCirkutとThe Weekndが共同制作(Add制作にCashmere CatとPrince 85)の「Die For You」は、ホーンを鳴らしつつどことなくRogerを華奢にしたような煌めきサウンドが壮麗なミッドで甘く優美。最後を飾るは、もはやThe Weekndのお家芸ともなりそうなMichael Jackson再生術で仕上げた「I Feel It Coming」。制作と客演には再びDuft Punkが関与して清涼で凛々しい電子音を紡ぎ、その電子蚕糸の上を軽やかにThe Weekndのサワークリーム風のヴォーカルが優しくステップする一曲。

もともとThe Weekndが持っていたあの暗さ、暗澹、これにぼんやりとぼんやりとした光を混ぜてほんのりと明度を増した本作。The Weekndのヴォーカルは真夜中に妖しく光るネオンサインのような、良い意味で少しいやらしい闇を演出しているんだけれど、本作はそんな夜空を超えて宇宙近くまでサウンドを上昇させています。とはいえ、僕はそこまでThe Weekndのヴォーカルが好きという訳ではないので、皆様ほどには手放し賞賛してはいないのが本音(愚)。でも完璧にこれまでのThe Weekndの世界観とは一線を画しているのは、そんな僕でも分かるので凄いと思います。









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