RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Wyclef Jean「J'ouvert」
wyclefjou.jpg

これまで多くのヒット曲を手掛けてきたシンガー兼ラッパー兼プロデューサー、Wyclef JeanのEPとなる『J'ouvert』を御紹介。ハイチ産まれで9歳の時にNew Yorkへと移住し、Lauryn HillとPrasと共にThe Fugeesを結成し瞬く間にスーパーグループへと成長。Wyclef JeanはそのThe Fugeesの中でもProuducerを務め、その類い稀で自身の出自を活かしたサウンドは他の追随を許さず、Destiny's Child「No, No, No, Pt. 2」やShakira「Hips Don't Lie」などのプロデュースで特大ヒットを放っているのは周知のこと。2010年8月5日には、同年11月に行われるハイチ大統領選挙への立候補届けを提出するも、選挙管理委員会が「過去5年間ハイチに在住することが必要」として結局は認められず断念してしまいました。そんな精力的なWyclef Jeanですが、本作はEP扱いということで買おうかどうか迷ったんですが、10曲収録ですしシングルで好きな曲が収録されていたので買いました(結局)。
という訳でコンパクトではありますが感想をつらつらと・・・・・・まずはWyclef JeanとBrandon "Wavie Boi" Washingtonが共同制作した「The Ring」でスタート。トロピカルな風味は残しつつも、聖者が行進するような荘厳さと、終盤の咽び泣くようなエレキギターの音色が印象的で、塩辛いWyclef Jeanのヴォーカルとの相性が抜群。DJ Marley Watersが制作を担当した「I Swear」ではなんとYoung Thugが客演、本作の狙いの曲のうち一曲はコレ。ピカピカ輝いて撥水性のある軽快なダンスホールチューンで、冷たい水飛沫を浴びるようなスプラッシュ感がたまらない水玉トラックでグッド。またこのトラックでは潮風のような味わいで抜けてゆくWyclef Jeanのヴォーカルも、陽光に溶けるアイスキャンディのようなYoung Thugのヘナヘナしたラップもナイス融合。Wyclef JeanとBrandon "Wavie Boi" Washingtonが共同制作の「Rear View」は、漣のような白い細かな輝きが押しては返す一曲で、Wyclef Jeanのヴォーカルがやはり潮風のように聴き手の鼓膜を撫でる爽やかな一曲。Nicholas Petriccaが制作し、あのWalk the Moonが客演参加した「Holding On The Edge」のレイドバック感は最高の一言で、水の中をゆったりと漂いながら、陽光の熱を掬って遊ぶようなウォータリー感と微熱感がたまりません。Wyclef JeanとDJ Reymoが共同制作した「Littele Things」では、T-BabyとAllyson Casadoが客演で参加。女性を迎えることで火照った体をクールダウンさせるような効果を実現、トロピカルなアルコールのようにじわじわと聴き手を酔わせて躍らせる妖艶な一曲。もう明け透けに陽気で晴れ晴れとした海岸沿いを思わせる「Lady Haiti」はWyclef Jeanが制作を担当、ここでもやはり海水と塩分同濃度のWyclef Jeanの塩辛く掠れたヴォーカルが聴きどころで、からりと乾燥したダンスチューンはWyclef Jeanの専売特許だと実感。Wyclef JeanとJube Altinoが共同制作した「Party Started」はFarinaとNurtonが客演参加、Wyclef Jeanが自身の錬金術でEDMなテイストを足したビートも、程よい熱感でジリジリと聴き手のテンションを上げる一曲で、客演二人の艶っぽくと熱っぽい援護射撃も汗ばみ滑らかでナイス。本作で最も注目だと思っているのが、現行のトラップをWyclef独自の製法で蒸留した素晴らしいブルース曲「Hendrix」、制作はWyclef JeanとDJ Buttahの共同制作でこれが素晴らしい(溜息)。熱を放出しきった夕陽が海へ沈んで冷めてゆくような煌めきを、Wyclefの潮風のようなラップとヴォーカルが彼方へと運ぶ好ミッドで、トラップにこれほど儚い微睡みを与えたのはきっとWyclef Jeanの辣腕だからこその仕事。昔ながらのWyclef Jeanの焙煎トラックが香ばしく鼓膜に響く「Life Matters」は当然Wyclef Jeanの制作で、この夏の夕間暮れ感のあるトラックはいつ聴いても彼なりのブルース。Wyclef Jeanの潰えた夢を歌ったであろう「If I Was President 2016」はRon "Point 1" Carrが制作で、アコースティクギターを昼下がりの揺れるそよ風のように奏でながら、塩辛いWyclef Jeanのヴォーカルが混じることで潮風のように鼓膜をさらってゆくミッドで心地よい。

僕は音楽に詳しくはないので、レゲエとかダンスホールとかソカとか全て同じように聴いてしまっているし、だからこそこのブログではどうしてもトロピカルという表現を多用してしまいます(苦笑)。Wyclef Jeanの場合はルーツがハイチ音楽にあるのだろうけれど、それがなにかもまた僕にはわからない訳で。最近はこういうサウンドがまたRihannaやDrakeによって隆盛している気もするし(DrakeはSean Paulに批判されていましたが)、そういう意味ではWyclef Jeanにとっては追い風なのかもしれません。ちなみに本作も「Hendrix」の一曲狙いで購入しても損はありませんし、年内には新作アルバム『The Carnival III』のリリースも控えているとのことなので、夏真っ盛りな今のうちに買って予習しておくといいかも。








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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

「別のジャンル」みたいな話がありましたが、こういうアーティストの作品も聴く管理人さんにこそ、チカーノ・ラップを聴いて欲しいと思います。まだまだ主要な作品はフィジカルで出る業界だから、というのもあります。外と繋がっているけど自己完結してて、「王道」みたいなサウンドがちゃんとあって、SADBOY LOKOが起用されたYGの2ndアルバムもその一角だと思えてきます。

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